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XP-Pen Artist 16 Proと16(Gen 2)の違いを比較レビュー

XP-Penの液晶ペンタブレットの中でも人気の高いArtist 16 Proシリーズ。最新モデルのArtist 16(Gen 2)が登場したことで、どちらを選ぶべきか迷っている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、Artist 16 ProとArtist 16(Gen 2)の違いを比較レビューしていきます。


筆圧感知レベルが大幅アップ

Artist 16 Proの筆圧感知レベルは8192レベルでしたが、Artist 16(Gen 2)では業界初の16384レベルを実現[7]。より繊細なタッチが可能になり、プロのイラストレーターやデザイナーにとってはかなり魅力的な進化と言えるでしょう。

色域が拡大

Artist 16 Proはアドビ色域カバー率92%でしたが、Artist 16(Gen 2)は97%まで拡大。DCI-P3も99%カバーしており、より広い色域で作業ができるようになりました。色の再現性が上がったことで、より自然で美しい表現が可能になります。

スタイラスペンがパワーアップ

Artist 16(Gen 2)に付属するスタイラスペンは、新開発のX3 Proスマートチップを搭載。傾き検知が60度、読み取り高さが10mmとなり、より自然な書き心地を実現しています。

デザインの違い

Artist 16 Proはベゼル部分が太めのデザインでしたが、Artist 16(Gen 2)は薄型でスタイリッシュなデザインに一新。本体の厚さも20.23mmと薄くなり、持ち運びもしやすくなっています。質感も上がり、よりプレミアム感のある仕上がりになっています。

まとめ

Artist 16 ProとArtist 16(Gen 2)、どちらを選ぶべきかは用途によって変わってきます。プロとして高い表現力を求めるなら、筆圧感知や色域が向上したArtist 16(Gen 2)がおすすめです。一方、コストパフォーマンス重視ならArtist 16 Proも十分な性能を備えています。

いずれにせよ、XP-PenのArtist 16シリーズは、お手頃価格ながらプロ仕様のスペックを備えた、コストパフォーマンスに優れた液晶ペンタブレットと言えるでしょう。あとは予算や好みのデザインに合わせて選ぶのがよさそうです。


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