148. 再訪カナウ2

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メモしておいた右樂さんの所在地情報を、
たまに (゚Д゚)ハァ?って事もあるけど、とても
ありがたい存在のナビにセット。

町中から徐々に登って行き、もう間も
なく到着という直前で道が極端に細く
なって來るのに比例して行けんのか?
と不安にもなって來た。
着いたで〜というナビの声と駐車場が
見当たらない現実と細い一本道に汗ばむ。
進むかバックかでもう少し進んだら店舗
前に駐車場はあったものの入るんか?💦
という新たな不安がww
緊張しつつ慎重に停めたら蕎麦売り切れ
でしたは悲しいので確認すると、大丈夫
との事で、パートナーが車を入れようと
した時、常連さんと思しきご一行様が
出てらして、
「今出るから。
 此処の方が停めやすいから。」との
お言葉に甘えてご一行様が出られるのを
待って無事停車。


店内に入ると静かでゆったりとした心地
良い空間と時間があってホッとした。
好きな席に座って良いとの事で迷わず
事前チェックの際に素敵だと思った席に座った。

画像1

蕎麦だけは冷たい方が旨いと何故か頑なに
信じてるわたしは田舎蕎麦、猫舌で熱いの
苦手なパートナーが何故か山かけ蕎麦を
所望、事前チェックで氣になっていた
オリジナルメニューの<そばかまぼこ>
が品切れとの事で、食わず嫌いの彼は
食べないかもだけど蕎麦がきをお願いした。

画像2


ぁぁ‥
これはじめに半分くらい塩で食べたいヤツ
じゃん… 天然塩ぉぉぉぉ‼︎
幅広のお蕎麦を奥歯でゆっくり噛むと
サクサクに時々シャキが混じるような
音と歯応えが樂しい。
一見、盛りが少なめに観えるけど田舎
蕎麦は食べ応えがあって充分。
蕎麦つゆは、あっさりとしていながら
コクのある透明感のあるお汁で、
たっぷり下さった蕎麦湯で何杯も堪能
し、人生で初めて蕎麦湯で満腹になる
という体験をした。


しばらくして蕎麦がき到着。
ぅ、美しい‥✨
その佇まいからしてこれまで出会って
きた蕎麦がきとは違うオーラを放つ蕎麦
がきに見惚れている間にパートナーが
箸を入れてしまったので画像におさめ
られなかったけど、食わず嫌いの彼が
躊躇う事なく箸を伸ばした事が物語って
いる事の方が重要。

続いてわたしも箸を入れると箸から
フワッと伝わって來て驚く。
蕎麦がきってもっと厳ついパワー系な
印象だったけど何これ⁉️ってくらい
柔らかいのではなくフワッで、後から
ほんのり甘味が「ちょ待てよ。」と
追いかけてくる。
賢者が『告・蕎麦がきの概念書き換え
に成功しました。』とか言いそうな
くらい大事なことだから、一口運ぶ毎に
「旨ッ❣️✨」と繰り返した。
蕎麦がき初体験の彼は、美味しいと
不思議が口や頭の中でぐるぐるして
いるようだった。
蕎麦がきに添えられていた柚子胡椒は
色も質感も手作り確定の絶品で、亡き
義父の郷土調味料から義父の面影に
思いを馳せたのは、わたしだけでは
ないはず。

お会計の際、料理研究家のばぁばこと、
故・鈴木登紀子を彷彿とさせるマダムな
主に柚子胡椒について聞いてみると、
やはり手作りだという。
年に一度、九州から青唐辛子を仕入れて
一年分を仕込むのだそう。
常連さんなら販売希望の声をあげたい
所だけど、そこは一見、黙る事にしたw

キャッシャーに立つ蕎麦を打っているで
あろうご主人に向かってマダムが
「あ、そこのカレンダーお渡しして」と
声をかけて下さった皇室の卓上カレンダー
とマダムの品の良さにA-ha。

「えっとね、年内は今日が最後なんですよ。」

というご主人の言葉に個人経営のお店
だけに早めのお正月休みに入るのかと
思いきや…「で、來年は3月再開します。」

ぉーぃぇぁ!
これが冬季休業ってヤツか❗️

と何故かテンション上がって妙な表情
したんだろうか、
「ここいら凍結しちゃうとお客さん
 坂が怖くて下れないって言うから
 休む事にしたんだよね。」
と追加情報をくれた。
確かに車一台ギリギリの道幅で路面凍結
された日にゃ怖いわ。
って事は、我々、ものすごーーーく
ラッキー🤞だったんじゃあないの⁉️
やっば!
計らずもクリスマスの山梨デートで
美味し樂しな珈琲豆屋さんで美味しい
色々を希望通りゲットしてからの右楽
さん年内最終営業日に滑り込むって、
クリスマスに奇跡とラッキーが雨アラレ
状態キター‼️✨

ありがとぉぉぉぉ😆💕💕💕✨

右楽さんから程近い公園に移動して
期間限定ケーキを頂くことに。

画像3


夏にはホタル鑑賞が出來るらしい公園の
眼下にはリニアモーターカーの線路。

要らんやろ。

利権塗れのコイツがフリーエネルギー
で無害化されポジティブなツールに
生まれ変われる事を願った。


さぁ、美しい日本一の靈山と共鳴出來る
場所に移動しよう。
いつ観ても嬉しくてワォ✨ってなっちゃう
不思議なお山なれど、やはり雪化粧の
富士山はテッパンだろう。

画像4

この地上に完璧なものなど無い筈なれど、
猫と富士山は季節や時間問わず、いつ観ても
完全に美しいものとして映る。
これも自分の内なる投影なら嬉しい事
この上ない。

画像5


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