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父の思い出話

皆さんは、ご両親と似ていますか?

私は、つい最近、自分は父とすごく似ている、父と同じことをしていると感じました。

父はもう亡くなって10年以上経つのですが、高校の教員で、定年後も臨時として勤めたり長く先生をしていました。

ある時、実家を建て直しすることになり、父は家の設計を自分の生徒にお願いすると言い出しました。

就職して1級建築士の免許を取ったばかりの新米の男性でした。

父はその依頼ができることが、それはもう嬉しそうでした。

私たち家族はもっと他のプロの方に頼んだ方がいいのにと、ちょっと冷めた感じでいましたが、父が譲らなかったので仕方がありません。

出来上がった家は、びっくりするほど廊下が広く、なんかもったいない作りに見えました。

私は今でも、その廊下を見るたびに、経験の多いプロの方にお願いした方が良かったのになあと思っています。

今その建築士の方はバリバリに仕事をされているようです。

私は今、その頃の父と同じことをしようとしています。

プロの凄さは認めています。
きっと満足できるお仕事をしてくれるでしょう。

でも頑張っている人を使ってあげたい、これからの人を応援したい、その人を育てたい、そんな気持ちの方が強いです。

お盆が近づいてきたので急に父を思い出したのかもしれません。

今年は帰省して、父にそんな報告もしてみたいと思います。

あなたは、ご実家の思い出がありますか?
今日もお聞きくださり有難うございました。

#サクラの応援メッセージ (elu)






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