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「父からのメッセージ」松尾さんが伝える感情の力

stand fmパーソナリティー×Kindle出版サポートのサクラです。

今日は、来週仙台からお呼びする講師、松尾さんがFacebookに投稿された内容を、皆さんにご紹介したいと思います。

「友人の葬式に参列して、友人代表で ....弔辞を述べている最中に亡くなった人」 の話をしましょう。
それは僕の父です。
人様のお葬式で亡くなるなんて、 ほんとに人騒がせな父でした。
父は25年間、地方新聞社の記者をしていて、 編集長にまでなったんですが、その後ペンを折りました。
「記事の書き方ひとつで、町の首長すら辞職させることができる」 という事実に気づいてしまったからです。
父は、粋な人だったと思います。
秋田の山奥にいながら、読書会の会長、 混声合唱団の団長、吹奏楽団でコントラバスを演奏、 町の観光物産館の社長、有名タレントを田舎町に呼ぶプロデューサー、 そして新聞社を辞めた後は、 本家が経営するホテルの常務になっていました。
文化人を気取りながら、 人生を楽しんでいたんです。
そんな流れで野球協会の会長もしていたのですが、そこで出会った友人が亡くなり、葬儀では友人代表で弔辞を述べることになりました。
そして、その日が父の命日となったんです。
享年64歳。
弔辞を読んでいる途中で心筋梗塞に倒れ、そのまま帰らぬ人となりました。
そんな父とは、意外と会話が少なかった僕ですが、 数少ない会話の中で聞いたのが 「離婚、破産、選挙、大病。 この4つを経験すれば、人生の何たるかがほぼ掴める」
という話です。
新聞記者としての経験や、遊び人としての交友関係から、 父なりに出したひとつの結論なんでしょう。
離婚すれば、嫌でも人生を考える。
破産すれば、人の冷たさと温かさを知る。
選挙に出れば人間の社会性を学ぶ。
大病すれば、もし退院できたら、こんな人生を歩もうと想いを改める。
そんな話でした。
僕もコンサルタントとして、 人間の業や、人が抱える矛盾についていつも考えていますが、 たまに思い出すのが、この父からのメッセージです。

この投稿を書かれた松尾さんを、来週9月5日(木)に東京にお迎えして、講座と交流会を開催します。

ぜひ、松尾さんのお話を直接聞きにいらっしゃいませんか?

今日もお聞きくださり、ありがとうございました。

見込み客の感情スイッチ入れ方実践講座と交流会


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