家族性?遺伝?糖尿病増加の真犯人は〇〇だった!
糖尿病って、最近本当によく耳にしますよね。実は、この50年で患者数がなんと50倍にも増えているってご存知でしたか?医療技術が進歩しているのに、どうしてこんなに増えてしまうのでしょう? よく「遺伝だから仕方ない」とか「家族性のものだから」なんて言われますが、本当にそうなのでしょうか?
今回は、37万人以上もの患者さんを診てきた吉野敏明先生のYouTube動画を元に、糖尿病増加の真の理由と、私たちが出来る対策について考えていきましょう。
1. 遺伝や家系だけで説明できない糖尿病の増加
糖尿病には、主に1型と2型があります。1型糖尿病は自己免疫疾患で、原因がまだはっきりとは解明されていません。
2型糖尿病は遺伝的な要素が強いと言われていますが、50年間で50倍もの増加は遺伝だけでは説明がつきません。さらに自己免疫疾患に至っては70倍! 何か他に原因があるはずです。
2. 真犯人は4毒(甘いもの、小麦粉、乳製品、植物性の油)だった!
吉野先生は、糖尿病増加の大きな原因として、4毒(甘いもの、小麦粉、乳製品、植物性の油)の過剰摂取を挙げています。
甘いもの(砂糖やハチミツ、甘味料の入った食品全て): 清涼飲料水やお菓子はもちろんのこと、果物や干し芋などの自然派スイーツも含まれます。妊娠中は特に気をつけたいですね。
小麦粉: 戦後のアメリカの政策によってパンやラーメンが普及し、私たちの食生活に小麦粉が溢れるようになりました。
乳製品(牛乳、チーズ、バター): 牛乳だけでなく、チーズやヨーグルト、バターなど、乳製品全般を指します。
植物性の油(オリーブオイル、サラダ油、パーム油など): ドレッシングや揚げ物など、様々な料理に使われています。代替として使えるのは、精製されていない肉由来の油のみです。ラードなどの精製された油は、精製過程で石油系のヘキサンが使われているため避けましょう。ナッツ類も控えるのがベターです。
これらの4毒は、血糖値を急上昇させたり、体内の炎症を引き起こしたりすることで、糖尿病のリスクを高めます。
3. 間違った糖質制限に要注意!
「糖質制限」という言葉もよく聞きますが、白米を減らしてお菓子や果物を食べるのは逆効果! これは、米の消費量を減らし、私たちを病気にするための戦略だったのかもしれません。本当の糖質制限とは、4毒を徹底的に排除し、主食としてご飯や玄米を食べることです。
4. 妊娠糖尿病は、生まれてくる子供にも影響する?
妊娠中は、赤ちゃんのためにインスリン抵抗性が下がります。つまり、甘いものを食べてもインスリンが出にくくなり、血糖値が上がりやすい状態になるのです。この時期に甘いものや4毒を摂りすぎると、妊娠糖尿病になるリスクが高まります。
さらに恐ろしいことに、お母さんが妊娠糖尿病になると、生まれてくる赤ちゃんが1型糖尿病になってしまう可能性もあるのです。将来の子供のためにも、妊娠中の食生活には十分気をつけましょう。つわりも、もしかしたら赤ちゃんが4毒を拒否しているサインかもしれません。
5. 4毒(甘いもの、小麦粉、乳製品、植物性の油)との付き合い方
4毒は、健康な人でもなるべく控えた方が良いもの。乳酸菌は、ぬか漬けなど日本古来の発酵食品から摂るのがおすすめです。もしあなたが既に何らかの病気で悩んでいるなら、4毒を完全に断つ必要があるかもしれません。「これくらいなら大丈夫」という油断が、病気を悪化させる原因になることも。
「家族性だから」「遺伝だから」と諦める前に、まずは4毒を避ける生活を始めてみませんか? 毎日の食事を見直すことで、糖尿病だけでなく、様々な病気の予防にも繋がります。
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このブログが、あなたの健康を考えるきっかけになれば幸いです。 ぜひ、ご自身の食生活を見直してみてくださいね。