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やらずに「できません」と言ってしまうのは、もったいない。【Connect the future】

これからのフォーデジットをつくっていくメンバーと、代表 田口が過去、現在、そして未来についてトークを繰り広げる【Connect the future】。今回は、大阪オフィスのデベロッパー赤嶺奈津穂。元々フォーデジットの大阪オフィスと東京オフィスとは別々のプロジェクトに携わっていましたが、約1年前から共同でプロジェクトを進行する体制を構築。そのさなかで、リモートと東京への短期出張を組み合わせながら活躍している赤嶺のポジティブな姿勢に田口が迫ります。

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赤嶺 奈津穂
大分県臼杵市出身。大学進学とともに地元を離れ大阪の芸大へ。デザイン学科でコミュニケーションデザインを学ぶ。卒業後はWebや紙媒体を扱う制作会社へ就職し、約9年間さまざまな経験を積む。2019年11月フォーデジットにジョインし、今回初のMVP受賞。趣味はカメラを手に歩き回ること。好きなお酒はハイボール(強い)。

デザイン×バックエンド×フロントエンドの経験

田口
赤嶺さんは、フォーデジットに入社してもうすぐ2年だよね。前職の制作会社では、どんな仕事をしていたんですか?

赤嶺
デザイナーとしての入社でしたが、デザイン、動画配信、コーディング…色々なことをやりました。バックエンドの機能も持つ会社だったので、バックエンド関連の資料作成を担当したりもしていました。

田口
デザインからコーディングまで、一人で完結させる感じ?

赤嶺
小さい会社だったので、そんな感じでしたね。ただ、私はどちらかというとデザインよりもコーディングが得意で、もともと紙媒体のデザインを多くしてきた先輩たちはコーディングが苦手な方が多かったので、ペアを組んで進めることも多かったです。

田口
なるほど。そこで9年勤めて、転職に踏み切ったのは何かきっかけがあったの?

赤嶺
何かきっかけがあったというよりは、「やるなら今だ!」という感じでした(笑)。前職の担当業務は大まかに、デザイン→バックエンド→フロントエンドという変遷をたどっていて。9年間の終盤は、フロントエンドのデベロッパーとしての仕事がメイン。今後はこの領域をもっと突き詰めたい、という想いがありました。

田口
そして、フォーデジット大阪オフィスに仲間入りすると。

赤嶺
はい。何社か受けた中で、面接の雰囲気が一番良くて身構えずにいられたのがフォーデジットだったので、ここなら楽しく働けそうだなと。なぜか、蛭田さん(*1)にたくさん褒めていただいてすごく嬉しかった記憶があります(笑)。
(*1 FOURDIGIT inc. 代表取締役)

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学びと刺激にあふれた日々

田口
実際に入社してからの2年間は、振り返ってみてどうですか?

赤嶺
初めの1年間は、大阪のメンバーと一緒に大阪のプロジェクトに取り組みながら、徐々に仕事を覚えていった感じでした。それで、「結構やれるようになってきたぞ」と思い始めたタイミングで、東京オフィスと一緒に仕事をする今の体制が始まって、そこからは日々チャレンジチャレンジ…。チャレンジの3乗! みたいな感じです(笑)。

田口
それくらい、毎日が新しいことの連続だっていうことだよね。そういう意味では、転職時の「デベロッパーの仕事をもっと突き詰めたい」という想いは叶っている?

赤嶺
はい、それはもう。デベロッパーの皆さんの専門性の高さには、いつも圧倒されています。一緒にお仕事をする方々それぞれに、「すごいな」と思わずにいられない部分があって、プロジェクトを通してたくさん学ばせてもらっています。大阪オフィスでは、デザイナー、デベロッパー、ディレクターがそれぞれ1人ずつ、3人1チームでプロジェクトに入ることが多かったんです。東京オフィスのプロジェクトのように10人前後のチーム編成で、同じ職種のメンバーと分担しながら仕事を進めるというのも最初は新鮮でした。「チームでいいものを作るぞ」という熱量も高くて、一緒に仕事をしていて楽しいです。

田口
デベロッパー陣の専門性と言えば、フォーデジットのSlackにあるデベロッパーチャンネルを見ると、アプリの最新バージョンが紹介されていたり、最新のアーキテクチャに関する情報が交換されていたりと、技術に関するトピックスが飛び交っているよね。

赤嶺
そうですね。まだ自分から発信するには至っていませんが、いつも見ています。紹介されているものを自分で試したりもしています。中には、内容を読んでも消化しきれないものもあるのですが…。

田口
僕もよく見るんだけど、あれに目を通すだけでも結構勉強になるよね。技術のトレンドを、ふわっと掴むことができるし。

赤嶺
はい。高いアンテナを持った方が日常的に情報発信をしてくださるのは、とてもありがたいです。

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「ポジティブ」は力なり

田口
今回の赤嶺さんのMVP受賞コメントを読むと、「常にポジティブ」とか「何にでも飛び込んでやりきる強い責任感と行動力」というフレーズが並んでいて、チャレンジの日々の中で奮闘している様子が伝わってきます。さっきの話の中にも、大阪オフィスの仕事に慣れたと思ったタイミングで体制が変わり…というフレーズがあったけど、新しい環境に飛び込むことへの抵抗感というか、恐れみたいなものはあまり感じないですか?

赤嶺
抵抗や恐れみたいな感覚はあまりなくて、考えるより先に飛びこんじゃうタイプだと思います。

田口
なるほど

赤嶺
何においても、「楽しめたらいいな」という気持ちが常にあるので、飛び込むことにためらいがないと言いますか…。東京メンバーと一緒に仕事をするようになってからは、せっかくなら皆さんにも「一緒に仕事ができて良かった」と思ってもらえたら嬉しいので、自分から積極的に関わりを持ったり、コミュニケーションをしっかりとったり。物理的に距離が離れている分、あえて前のめりなスタンスで臨むようにしているところもあります。

田口
未知の領域に飛び込むことを躊躇せず、「楽しめたらいいな」と思えるのはすごい強みだと思う。そのスタンスはどこで身についたの? やっぱり前職なのかな。

赤嶺
そうだと思います。初めてバックエンドの資料づくりを任された時も、まったく知識がない状態からのスタートでしたし。自分にとって経験のない領域に初めて触れる機会が多かったので、「よく分からないけど今から頑張ります…!」状態からの「やってみれば最後はどうにかなるもんだ!」という体験をすることが多くて。その積み重ねですかね。もちろん、中には結局うまくいかなかったケースもありはするのですが(笑)。

田口
チャレンジを繰り返す中で、「やってみれば最後はどうにかなる」の境地に達したんだ。すごくいいと思う。フォーデジットの仕事も、どれ一つとして同じものがないから、メンバーは新しいプロジェクトに入る度に大なり小なり自分にとっての「経験のない領域」に直面することになると思うんだよね。その時、「どうにかなる!」のマインドがないと「知らないからできません…」になってしまうから。

赤嶺
やらずに「できません」と言ってしまうのは、もったいない気がするんです。だから、何でもやってみようと。

田口
いいこと言うね! 一方で、「自分以外のメンバーが全員東京オフィス」という状況もあると、そうは言ってもやりにくい場面もあったりするんじゃないかなと思うんだけど、その点については率直にどうですか?

赤嶺
メンバーと対面でやりとりしたいなとか、皆と一緒にお客さんとの打ち合わせに出たいな、という時はそのタイミングに合わせて東京出張を入れるようにしています。なので、拠点が離れていることでのやりにくさはそれほど感じていませんね。出張をせずとも、ここぞという場面では東京のメンバーと一日中オンラインミーティングでつながった状態で作業をすることもあります。ただ、画面の向こうで東京メンバーのディスカッションが突発的に始まったりすると、同じ空間にいないので少し入りづらい…というのは確かにありますね。だからこそ「前のめり」を心がけています!

田口
なるほど。皆が赤嶺さんに信頼を寄せている理由が分かった気がします。MVPはその証だね。

赤嶺
ありがとうございます。受賞はびっくりしましたけど、嬉しかったです。

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出会いも、挑戦も、楽しむ!

田口
さて、赤嶺さんがチャレンジに対してものすごく前向きだというのはこれまでの話で十分伝わってきました。今、挑戦してみたいとか、やってみたいと考えていることは何かありますか?

赤嶺
2つあります。1つは、せっかく海外ブランチがあるので、もっと海外のメンバーとも仕事をしてみたいです。色んな人と仕事をしてみたい。それからもう1つは、自分にできることをもっと増やしていきたい。フォーデジットに入社してからの約2年間で、新しいことにたくさん挑戦させていただいて、それが少しずつ自分の身になってきているのを感じています。これからも色んなことに飛び込んで、しっかり楽しみながらデベロッパーとしてさらに成長できればと考えています。

田口
いいですね~。我々、アジアNo.1を目指していますしね! 今までのところ、海外メンバーと一緒にやる機会はなかった?

赤嶺
ちょうど、バングラデシュのチームと一緒に進めるプロジェクトがスタートしました。今、展開用の資料を作っているのですが英語が得意ではないのでやや苦戦しています…(笑)。

田口
どうにかなる!それと、早く、海外とも自由に行き来しながら仕事ができるようになるといいよね。

赤嶺
本当に、そう思います。そして私自身も、東京のメンバーに負けないくらいの専門性を獲得できるように頑張ります。

田口
期待しています!

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編集・執筆 glassy&co.
撮影 吉田周平


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