「いまのまま働き続けてもいいのか診断」のやりとりを公開します(本人確認済)。
相談内容:今の部署では代えのきく存在に感じる
柴田:ご自身のこと、相談内容をざっくりで構いませんので教えてください。
柴田:まずは前の部署と今の部署の違いを掘り下げてみるとよさそうです。前の部署は現場に近く、今の部署は全体を俯瞰するような部署にも思えます。業務経験をつんでいくと、このような俯瞰した部署にいくことが御社内で多いのでしょうか。また、素朴な疑問として、前の部署に戻る方法はあるのでしょうか?
柴田:なるほどー。であれば
1.今の部署で先を見越してやれることをやっておく
2.部署異動、もしくは転職等「変化の機会」を伺う(2を見越して1でやれることはやっておく)
の二つを平行で走らせるのがよさそうですね。2の「変化の機会」って、偶然の要素もあると思うのです。それに備えて何ができるか、みたいな視点も加えるとよさそうです。
偶然の要素を待つ「言いふらし」
柴田:ちょっと「偶然の要素」という説明がわかりにくい気がしましたので補足します。過去に似たようなブログをかきました。
ざっくりまとめると「よい偶然を起こすために、周囲に曖昧な自分のやりたいことや興味を言いふらそう」という内容です。
周囲にいろいろ言いふらす、みたいなことからスタートしても面白いかなーと思いました。
柴田:周囲に言いふらすのは、本気でなくても、曖昧でも構いません。大切なのは、多くの人に言いふらすことです。「良い偶然が起きる種まき」なので、何が芽吹くか分からないためです。
前に紹介したブログのワークシートの中にも、言いふらすときのテンプレートとして「まだ曖昧なんですけど」とか、言い訳がはいってます。そのレベルのほうがよいと思ってます!
「なんとなくこのままだと自分もまずいと思ってるんですけど、どうですかね?」ぐらいの曖昧な相談を、同僚の方などと、話せると面白いかなーと思ってます。「え?どういうこと?」と深掘りしてくれるような方だとベストかなと。
柴田:これでいいと思います!いいふらす相手も特に気にしなくていいかと。「とにかく数」です。で、何も返事がなくても気にしないと。3つ言うより、ひとりには一つのほうがいいですね。
私は会社のお金の流れをこれで理解できました!経理というより財務側かもしれないので、そこは違うかもですが。
自分が本音を言うことが先のような気がしてきました
柴田:本音を吐ける場、例えばどういう場所か、イメージあるでしょうか?似た境遇の人と話したいのかどうか。オンラインでもいいのか、などでいろいろありそうです!
柴田:「本音を吐ける場」のイメージがわきました!すみません、本ばかり紹介しちゃいますが、もう一つ読んで欲しい本があります。
この本は、同じように「本音」を話せる場を少しずつ社内でつくっていくプロセスが書かれている本です。この本をよんでみて、社内の有志で少しずつそういう場をつくっていくイメージはわいたりするでしょうか?
柴田:なるほど!それは小さなスタートしてよさそうですね。本音をいう相手はみつかりそうでしょうか?もしくは、日記など、テキストに書き起こしてみるという手段もあります。個人的には、職場の中である程度話せそうな相手と、1週間に30分だけもらって、意図を説明した上で、上の本のようなことをやってみるのもありかなとは思います。
柴田:「自分が本音を言えば、場はなくても私に対しては本音を言ってくれるような気がしてきました。」確かにこれは真実かもしれません。しかも、小さくチャレンジしてみることができます。何人かにいつもよりちょっとだけ本音を出してみて、ぜひ結果(相手の反応)を教えてください!
柴田:おお!これはとてもいいですね。確かに日常でもちょっとした「気になったこと」を口に出すとか、そういう習慣から始めるのは、とてもいいと思います。
これは私にとってもすごく発見がありました。確かに仕事でいきなりスタートする必要がないですよね。ひとつ質問なのですが、「意見、疑問、要求を相手に伝えること」をやってみての自分の中での変化は何かあったでしょうか?
柴田:最初のご相談内容とは違う着地になりましたが、ご自身の中でひとつ前進があったのであれば、これにていったん終了とするのがよさそうです。
ご相談がありまして、これ匿名性をもう少し増した形で、私のnoteで公開させていただけないでしょうか?(もちろん、事前確認はしていただきます)似たような方の参考になる部分もあるのではと思いまして!
今回は以上です!
この記録で表現できないのは「返事するまでの間」かもしれない。相手に返事するまで1週間ぐらい空いたりして、お互いに考える時間がとれている。私もどういう返事をするかすぐに思いつくわけじゃない。この返事を急がなく宛ていい「間」が文通形式のポイントだと思う。そういえば最近似た記事を書いた。
最終原稿チェックのときにいただいたコメント。
非同期1on1(=文通)はいろいろ可能性ある。興味がある方は以下からご連絡ください!ゆるくやっております。