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意図的に忘れるスキルがあれば悩まない

柴田(@4bata)です。こういうのをもっと知りたいんですが、何か関連するテーマや書籍を知りませんか?といろんな人に聞くための記事を書きます。

考えたきっかけ:ブレインストーミングの要素にある「判断遅延」というフレーズが気になった。「判断遅延スキル」はもっといろんなところで使える気がした。

判断遅延。これはいいフレーズだ。Defer judgment、判断は後回し。ブレストでは「否定しない」というルールで説明されることもあるが、かなりニュアンスが異なる。思い出した話がある。糸井重里さんがコピーを書いたあと頭の中で寝かせておくエピソードだ。

そこでことばやコピーが生まれたとしたら、
今後はそれが、どう見えるかな、っていうのを
しばらくたしかめるんです。
イメージとしていうと、
ポスターにそのことばを書いて
頭の中に貼ってみるわけ。
観念のうえでだけどね。
(中略)
そうすると、頭の中にいる通行人が、それを見て、
いいねって言ったりとか、無視したりとか、
なんとなく反応してくれる。
で、しばらく頭の中の貼り紙を放っておいて、
ああ、ウケたみたいだな、ってなったら、
それが答えになるわけ。
引用元

そういえば、私はよくどうしていいかわからないテーマについて「寝かせておく」というフレーズを使う。判断遅延も「遅延」だから寝かせておくイメージに近い。

判断を遅延させるのは難しい

誰かの話を聞いたとき、大抵は頭の中で瞬時に是非を判断してしまう。頭の中で是非を判断していて、単に表現しないのは「判断遅延」ではない。受け取った情報に関して、頭の中でもその場で決めないで後回しにする必要がある。これは「スキル」として身につけられる気がしている。

ひとつ面白い例を紹介したい。「奇数と偶数の区別がつかない人」というページだ。ここの最後に注意書きがある。

このページは「奇数と偶数がわからないだなんて」とバカにするためのものではなく、「こういう人達はこういう考え方になっているんじゃないか」「こういう考え方をしているということは、世の中をこう感じているのではないか?」などと思いを巡らせるためのものです。
また、これをもって「お前はこういう考え方をしている!だから矯正せねばならない!」というような動きも望んではいません。

これこそが判断遅延だなと私は感じた。「わからないなんて!」は遅延できてない。「ほう、どうなってるんだろう」は遅延できている。

悩みと「判断遅延」

別の話。「悩みごと」についても私は判断遅延しているということだ。「今考えてもよくわかんないから、とりあえず置いておこう」と忘れることができる。これは「判断遅延」と近い脳の使い方である気がして、もうちょっとここを調べたくなった。そしてなんども引用するこのツイートを今回も引用しておく。これも「判断遅延」という切り口でみると、また違った理解ができそうだ。

個人的には「判断遅延」は得意なんじゃないかと思っている。ただ、私が判断遅延できないときがあることに気がついた。運転中だ。運転中に飛び出してきた歩行者や、予想と違う動きをする他の車に対しては判断遅延できない。つまり、仕事などの悩みは生命の危険がないから遅延できている、ということもわかった。

カウンセラーには、人の悩みを聞いていてもつらくならないスキルがある

ちょっと調べたけど、それっぽい記事はあったので、詳しい人に聞けばわかるだろう。いったんこれ以上調べない。昔誰かに聞いたときは、「仕事が終わったら、悩みごとの内容も一緒にカウンセリングしたファイルに閉じて、職場においていけるようになりました。家には持ち帰りません」といっていて、なるほどーと思った記憶はある。他人の悩みにはアドバイスしやすい、というのもよく聞くフレーズだ。「判断遅延」を自分の悩みに適用する場合は、「自分の悩みを他人ごと化するスキル」と言い換えられそうだ。

記憶力をあげる方法はたくさんあるが、意図的に忘れる方法は出てこない

悩みを忘れようと思っても忘れられない。よくある話だ。記憶術のようなものはあるが、忘却術のようなものはちょっと調べてもあまり出てこなかった。トラウマ的なものへの対応とか、いくつかありそうだけど、わからなかった。でもここに関して関連するテーマとか研究を調べていくと、もっと「判断遅延スキル」のヒントが隠されているはずだ。

外部記憶に頼りまくることで「忘れてはいけないこと」を覚える必要がなくなり、記憶力が弱くなった。副次的効果として「忘れたほうがいいこと」も忘れられるようになった。

仕事もそれ以外のtodoもメモもすべて、外部のいろんなサービスにすべて記憶する習慣ができた。余計なことは何も頭の中に残さない習慣ができた。よく言われるメリットは、脳のキャパ(認知リソース?)をあけることでいろいろできる、みたいなことだ、

それ以外のメリットが実はあることに気がついた。忘れた方がいいことも覚えられない!忘れたほうがいいことは、メモしないからすぐに忘れる。実はこれはすごいことなのではないか。だから悩まないという説はどうか。

ヒントをください!

何かこれに関連する情報、こういう本やテーマが近いよ、などあったらコメントをするか、ツイートで教えてください。よろしくお願いいたします!

以下もらった情報。

短期記憶保持が負担になるという観点。

別のことをやって上書きするというのは、調べたらすこしあった。パブロフの犬的な実験だったから人間に適応できるのかは謎!

確かに弁護士の人もそういうスキルありそう、裁判官も?警察はどうだろう。職業でいろいろ大変なこと(ってなに)が多い人はみんなもってるのかな。

スケジュール組めないタスクも全部忘れるようにすると、本当に全部忘れられるなと!昔は秘書とかいないと無理だったけどいまならツールでできそう。

先延ばしするときに、頭の中から追い出されてたらよくて、頭の中に残ってたら負担である気もします!メモに書かなくても脳内ランプ点滅するまで忘れてられるなら一つの才能である気もしました。その観点はなかった。


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柴田史郎

誰かが書いてたけど、サポートしてもらったらそのお金をだれか別の人のサポートに回すと書いていて、それいいなとおもったのでやります!

読むだけじゃなく、「スキ」までありがとうございました!
人事を10年。今はバックオフィスの責任者として、売上を直接つくらない部署の成果を、コスト削減以外の形でどう定義し実行するか、を考え続けています。面白法人カヤックで執行役員管理本部長をやっています。noteのネタ元→https://scrapbox.io/4bata/