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『人を増やして解決しろ!』と指示されて困ったら、さりげなく上司に読ませる記事

「人を増やしたって解決しない!」「指示する上司側に問題がある」を書きました。

スケールアップとは

スケールアップとはサーバー処理能力向上の方法の一つで、メモリやハードディスクを増設したり、CPUをより上位スペックに交換(スペックアップ)したりして、サーバーそのもののパフォーマンスを向上させることです。(引用元

もともとはサーバの話らしい。部屋の掃除をする仕事があったとして、1名で働く時間を増やしてたくさんの部屋の掃除を頑張る。もしくはその人の能力向上によって掃除を頑張る。

スケールアウトとは

スケールアウトとは、システムを構成するサーバーの台数を増やすことで、システムの処理能力を高めることをいいます。(引用元

部屋の掃除の話に置き換えると、家族に手伝ってもらってひとりで掃除をしないことで、たくさんの部屋の掃除を早く行う。

以下、ソフトウェアとか関係ない仕事でも、人に業務を依頼することも多い人が役立ちそうなたとえ話として書いておく。主に人間がやる業務の話として書いている。

スケールアウトの準備は簡単ではない、と理解する

複数人で並列処理して仕事をこなすためには、掃除が他の人でもできるようにしておくとか、知らない人が触っても大丈夫な部屋にしておくとか、準備が必要。この準備は簡単ではない。

人を増やして解決しろという指示を気軽にしない

1名が10ヶ月かかる仕事を、10名で1ヶ月で終わらせることができる仕事のほうが珍しい。それが出来るなら、既に相当準備されているものだ。すごい!仕事の指示をする側が「締め切りに間に合わないから人を増やして解決しろ」と言いたいときは、スケールアウトの体制になってるのかを調べてから言う。

一人で最小工数でやっていた人に、業務が回らなくなったからといって「他の人でもできるように準備しておけよ」といきなり言わない

Aさんが新しい仕事をはじめたとする。最初のうちは、他の人でもできるようにする、とか気にせずにAさんなりに最大限の成果を出せるようにひとり頑張っていた(スケールアップ)。人を増やせるわけでもないし、それがよいだろうと上司的な人も判断していた。

でも、会社が大きくなったりして業務量が増えたときに、Aさんがボトルネックになり、業務が遅延してきた。そのときに、上司的な人がいきなり「そういうの他の人でもできるようにしておかないと」と言わないこと。準備も大変なんだから。

あらかじめ可能性を察知して、スケールアウトのための手を打っておくのは仕事を依頼する上司側の役割であり、そこまでAさんに負担させるとびっくりするだろう。

・・・私はまったくできてません。

どうやって上司にさりげなく見せるか?直接的に見せると角が立つので。

直接的に見せると角が立つので、印刷してさりげなくトイレに貼るとか、上司の机の横にさりげなく落としておくとか、上司の家にさりげなく郵送で送るとか、上司の上司にさりげなく「これで困ってるので注意してください」というとかが良いでしょう。





誰かが書いてたけど、サポートしてもらったらそのお金をだれか別の人のサポートに回すと書いていて、それいいなとおもったのでやります!