我々がん患者は勝ち組

 プロフィールにも書いたが私は軟部悪性腫瘍(がん)ステージⅢの重篤ながん患者である。

 がん患者を積極的に雇用したいと考える雇用主はほぼゼロである。この事実が意味するところは何か?

 そう、我々がん患者は今後一生涯社畜にならなくても良いという意味なのだ。私は叫んだ。

 「私は日本社会に勝利した」。

 さて、私の日常を箇条書きで少し記してみる。

1.気まぐれに執筆活動をする

2.ショッピングセンター(田舎)の中で散歩をする。従業員さん達は私ががんであることを知っているので誰からも文句を言われない。

3.術後化膿防止の為という大義名分で毎日2回、快適にシャワーを浴びる

4.昼寝をする

5.スマホゲームを無課金で少しだけやる

6.美女に囲まれて生活しているところを妄想する

7.少しだけ勉強する

 他にもあるが、大体こんなところである。術後の精密検査で奇跡的に転移も再発も発見されなかったので、抗がん剤治療や放射線治療をはじめ、がん治療は何もやっていない。実に快適な毎日を過ごしている。

 やはり私は勝ち組だなと、つくづく思う。

 他の記事にも書いたが、このように物事の意味を上手にコントロールすることにより、ミラクルが起きるのである。

 相当な大手術を受けたせいか、後遺症が少しばかり残っている。私は「後遺症」のことを「勲章」と呼んでいる。

 皆様も、「物事の意味を上手にコントロール」してみてはいかがであろうか?きっと快適な日々が待っているに違いない。

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