見出し画像

【日記 #1】ベストセラー作家になる女

職業:作家。それすなわち、売れるものを書くということ。
━━━━━ 女は、承知している。
それでもなお、女は、そこにしか見つからないのだ。

主に、小説を読み、その感想を書いていく。

■ 来たるその日への宣言 ■

小説家、それは私の夢だ。

これまで何をしていたかって。何もしていない。

小説を書くこともしなければ、小説を読むこともしない。

何もせず、ただぼんやりと持ち続けていた。

頭の中には「できない理由」「しない理由」が全巻そろっている。

めちゃくちゃ、ダサい。

心底、情けなくて、どうしようもない。

嫌になった。

本気で目指したくなった。

この流れで使う本気という言葉に薄っぺらさを感じるが、それくらい決意したことを示したい。

当然のこと、目指す程度の気持ちではない。

将来、私はベストセラー作家になる。

まずは、本を読もうと思う。

小説を読まなくても小説は書けるだとか、伝わる文章が書ければいいだとか、読んだとて何冊で準備が整ったことになるのかだとか、とにかくまずは書く細かいことは後からだとか。

ずっと思っていた。今でも一理あるとは思っている。でも私にとっては、十割、逃げだった。

もう、役に立たない言い訳は捨てる。

びっしり並んだ活字は見ているだけで頭が痛くなってくる。

読書という行為を楽しめるようになりたい。

だけど、そんなものは結果的になるにすぎない。

今は勉強としてひとつでも多くのことを学んでやろうという気持ちで本に向き合っている。

語彙力などという段階ではない、漢字を覚えるところから。正しい日本語を知るところから。

読む速度が遅いため更新頻度は高くないが、読みっぱなしにならないよう毎回記録を残していきたい。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?