プレイリスト名 “50°F”
ルール
・冬を思わせる曲、特に冬の空
・直接季節に言及していなくてもOK
・同じアーティストは1曲まで
1『冬のうた』(ザ・カスタネッツ)「冬のうた」より
2『Shotgun Blues』(Venus Peter)「Shotgun Blues」より
3『Love and Dreams are back』(Flipper's Guitar)「fab gear」(コンピ)より
4『罪と罰』(椎名林檎)「勝訴ストリップ」より
5『いつもの軽い致命傷の朝』(有頂天)「カラフルメリィが降った街」より
6『雪が降る町』(UNICORN)「雪が降る町」より
7『空がまた暗くなる』(RCサクセション)「Baby a Go Go」より
8『最終定理-Post Modern Living-』(yes,mama ok?)「Q&A 65000」より
9『ラストワルツ』(毛皮のマリーズ)「THE END」より
1.直接季節に言及しなくても、とか書きながら、1曲目はタイトルからド直球。このシングルを皮切りに4枚連続シングルリリースでデビューした記憶があるザ・カスタネッツ。個人的にはこのデビュー曲が至高。
2.「日本語で歌ってる!」と驚いた記憶があるシングル。続くアルバム「BIG "SAD" TABLE」では日本語詞の曲中心だったけど、この曲が最初だったはず。日本語だけどマンチェっぽい歌い方。アルバム未収録だけど名曲。
3.コンピ収録⇒ベスト収録⇒別のベスト収録、といろんな音源に収録されたけど、当初はコンピでしか聞けず、レア感があった記憶。今でも聴くと泣ける。「寒い冬の引力」というフレーズが印象的。
4.名盤のファーストとこのセカンドまでの椎名林檎は大好き。“頬を刺す 朝の山手通り”という歌詞で僕は、カラオケ帰りの醒めかけた酔いと後悔と人恋しさがないまぜになりながら、なかなか来ないタクシーを待つ自分を想像する。
5.ナイロン100℃の松永玲子さんも昔(たぶんブログで)言っていたが、ケラのボーカルは声で泣けてしまう。『愛のまるやけ』なんかもそうだけど、この曲も切ない歌詞というより発声法で泣かされてしまうイメージ。
6.メンバーがそれぞれソロ活動してて、久々にバンドとして出した曲。でもその後アルバム出して解散してしまい(再結成したけど)それもあっていっそう寂しさを感じる曲。冬っぽさというより年末感としての定番か。
7.ラストアルバムということになってしまった「Baby a Go Go」は全体的に冬を感じさせるアルバムだった。冷たさではなく、遠くまで見える透明感、肌を刺す鋭さ。その中でも一番好きな曲。直接冬を歌ってはいないけど。
8.ここでも歌詞に言及させてもらってます。小春日和、“溶け出した雪”は足元に見えても、“やけに今日は冷える”。雪が溶けて水たまりすらも消える春を想うけど、その先に答えがあると信じたいけど、という歌。
9.最後はゆっくりしたテンポの曲にしようと。可愛らしさの中に残酷さが垣間見えるような、マリーズらしい歌だと思う。ちなみに元ネタの一つと言われる『冬のオペラグラス』(新田恵利)も冬の名曲ですね。
なるべく「冬々してない」曲を選ぼうとしたけど(ゲレンデを溶かしたりしない)、なんか全体的にしんみりしてしまったかも。
フリッパーズの曲を入れたので外したけど、『ある光』(小沢健二)も名曲。“力まかせに衝きつける狩りのような風”というフレーズの冴え。Theatre Brookの『太陽の落とし子』もそうだけど、冬を舞台にした歌は、「強い意志」を歌ったものも多い気がする。
あとサザンの『SAUDADE~真冬の蜃気楼~』も好きなんだけど、あれおそらくブラジルが舞台でカーニバルを歌ってるけど、2月から3月に行われる謝肉祭って南半球だと真夏だよね? それも含めた郷愁の幻視の歌なのかな。今度よく歌詞読み込んでみたい。
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