見出し画像

プレイリスト名 ”サマージャム‘22“

ルール
・夏ですね
・プレイリスト名に関係なくいろんな時代からチョイス
・同じアーティストは1曲まで

1『ネオ・ブラボー』(サザンオールスターズ)「ネオ・ブラボー」より(シングル)より
2『サンシャイン・ロマンス』(Original Love)「EYES」より
3『Summer Lovers』(LONG VACATION)「SUMMER LOVERS」より
4『君と夏と僕のブルー・ジーン』(L←→R)「Land of Riches」より
5『七時のニュース』(Pizzicato Five)「couples」より
6『SunOil』(yes,mama ok?)「CEO」より
7『Big Bad Bingo』(Flipper's Guitar)「Camera Talk」より
8『フォークソングライン(ピーターパンと敗残兵)』(ドレスコーズ)「トートロジー」(シングル)より
9『自転車泥棒』(UNICORN)「ケダモノの嵐」より
ボーナストラック『クリスマス・グリーティング』(毛皮のマリーズ)「MARIES MANIA」より

1.サザン/桑田は候補になる曲はめちゃくちゃ多いけど、夏の温度の高さ、カッと照りつける陽射しを思わせるこの曲が1曲目にふさわしいかと。問答無用で訪れる夏、そして寝苦しい夜すらも前向きに捉えるような底抜けに明るい曲調。
2.個人的に高校の時の自転車での通学路を思い出す曲。歌詞に”もうすぐ夏休み“とあるように、来るべき季節への期待感に満ち満ちている。ジャケットも収録曲も盛夏!なアルバムで、聴くと夏の匂いや陽射しや空気感が脳内に蘇る。
3.個人的にまるで経験はないけど、恋が始まったばかりの恋人たちが夏を迎えるとこんな感じになるんだろうという恋の全能感に溢れた曲。KERAのボーカルの揺れ具合も、まだ不安定な関係性を示しているよう。その初々しさもまたいい。
4.L←→Rも夏の曲はたくさんあるけど、過ぎた夏の懐かしさを歌っているのに、その風景がカラフルに浮かぶこの曲を。英題がNOW THAT SUMMER IS HEREだし。いつかの夏を思い出す季節としての夏、を描いた切ない曲。
5.暑さにやられてしまうぐったり感と、そこに漂うそこはかとない甘美さが歌われてるように感じる。真夏の昼間にガンガンに冷房を効かせた部屋にこもる禁断感というか。同じアルバムの『サマータイム・サマータイム』も夏の名曲。
6.イエママの歌詞は季節感に溢れているものが多い。この曲はサブカル系男子が夏の砂浜でセクシーな女性と触れ合う?という”ミスキャスト“をコミカルかつリリックに描く詞と、けだるみのある曲調が最高。英語詞部分の和訳も楽しい。
7.「camera talk」は四季を意識した曲の並び(春→冬)になってると思うんだけど、なので中盤に夏の曲が多い。夏に夏らしく行動してしまい過ぎる自分を皮肉っぽく眺めてる。ダル〜っとした倦怠感が夏のある一面を活写している。
8.夏=戦争、という繋がりは日本独特だろう。老人が戦争体験を語るNHKの番組を見ていた夏休みの午前中。この曲はそんな記憶と結び付く。第一期ドレスコーズの終焉となった野音のライブの記憶があるからかも。あれも確か真夏。
9.最後は夏の夏らしい思い出を振り返るこの曲。”遠い昔“で”ふた月前の夏“というのがいい。取り戻せないことは確定してるほど遠いけど、記憶ははっきりと映像として蘇る夏の日。「髪切る系女子」が出てくるのも好き。

リストのタイトルに拝借したスチャダラの曲をはじめとして、いくらでも候補があげられるので、選び出すのが難しかったけど、全体的には叙情的なほうへ流れていってしまったかも。
中島みゆきの『あたいの夏休み』は個人的には夏の曲第一位なんだけど、ここに入れるとちょっと異色過ぎたので、殿堂入りということで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?