聴くということ
音楽がなかったらきっと死んでた
自分が動物であることを思い出せなくなってた
自分の身体が自分のものであること忘れたままでいた
物理的な世界に僕は在って
右から力をかけられたら左に動くような単純な法則下にあって
自分にしか動かせないと頑なに思い込んでしまっていた自分の心が
凝り固まって深みに沈んで見えなくなりかけていた僕の心が
外からの刺激でこんなに簡単に揺らされるってことを
イヤホンから届くリズムでメロディで歌声でいとも容易く動き出すことを
気づいてみればごくシンプルで当たり前の気づきが天啓のように僕を貫く
何度でも同じように貫く
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