Autumn Leaves

ジャズといえば枯葉…とは、少々言い過ぎかもしれませんが、そんなイメージを持つ方も少なくはないと思います。

ジャズの演奏を志した場合、最初の段階でレパートリーになることも多いのではないでしょうか。

とりあえず枯葉とジャズブルースだけ弾けるようになってジャズセッションに行ってみるのも良いかもしれません。

コード一発でもなんとか弾けてしまうので、そういったとっつきやすさもあると思います。

しかしながら、キチンと攻略しようと思うと、なかなか楽しい進行と思います。

聴く方は…となると、和洋新旧、インスト・ヴォーカル問わず名演多数ですね。

ジャズ界隈でメジャーなのは、キャノンボールアダレイさん名義の枯葉でしょうか。

特徴的なイントロの後、マイルスさんのトランペットが美しく響きます。

チェット・ベイカーさんは枯葉というアルバムを出しており、もちろん枯葉も聴くことができます。

ここでは、サラ・ヴォーンさんの名演を貼らせていただきました。

ジョーパスさんを従えて、枯葉をぶっ飛ばしそうな勢いでスキャットが続きます。

そして、スキャットに反応して追従し、時には煽るバンドの皆さん。

とても美しい芸術の一つと思います。

レコード買った人から「枯葉が入っていない」というクレームがあったとか。

わかるような気がします。