WEB広告の歩みと、採用広告の歩み

こんばんは。

採用広告の歩みは、WEB広告の歩みそのものだ。

そう語っている人がいるけど、その通りだと思う。


私は1社目、リスティング広告のコンサルとして仕事デビューしました。

当時はメディアプランを一覧にして提案するメディアプランナーと営業 vs 運用型広告の担当者 みたいな構図があって、なかなか営業担当にもお客様にも理解してもらえなかった時期でした。

クリック単価。単価10円やら11円やら。。

そんな細かいこと言わず、枠を50万円売った方がいい。

みたいな事を言われていた気がします。


広告の進化は凄まじく速く、運用の考え方も実際テクノロジーも進んでいます。


採用広告はまだ媒体という枠を売り、それを信じる。そして情報弱者はまだいるのでその人向けの媒体広告となっています。

媒体も枠を売るのではなく、顧客の思考に合わせないとそろそろヤバい。代理店や人材業界は、売るのではなく運用をする思考へ。そして採用を考える企業は、より賢くお金を使う。

このサイクルにしないと、永遠に変わらず進歩もしない。テクノロジーは進歩していても全員の思考を変えないといけない。

企業側は、代理店や媒体に、

採用できないよ、どうするの?応募数増やすのどうするの?

の質問はムダな気がする。

もっと採用関係者は数字やテクノロジー、マーケティングに強くなければいけない。面白がってやらないといけない。

とはいえ、採用は人の感情も考えなければいけない、なんとも難しい立場でもある。そして、企業レベルで考えると役職の人たちはおじさんが多く、50代の人とかはプライドも高く、大変扱いづらい。

現場も知らなければ、媒体に出しておけばいいと思っている。営業上がりで営業部長、40代とか50代の人は理解出来ないし、自部署だけが良ければいいと思っているタイプはしんどい。


この流れを評論家みたいに語るよりも、実際に会社で取り入れて人を動かす方が何倍も大変で何倍も楽しいはず。

そして、それを試行錯誤できる環境、会社だったら最高だと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?