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実は黒板買うところからアドバイスが始まる

今月はかなりバタバタしている。
飲食店さんの夜の営業が規制され、ポカンと空いてしまった時間をどうしよう!と話しているお店もありますが、その一方でせっかく出来た時間だから
普段なかなかゆっくり考えることのなかったお店のプロモーションなどを見直そう!というオーナーさんから黒板のご依頼をいただいているからです。

自粛解除はいつなんだろう〜と悶々とするどころか、
「いつもバタバタしていて、ゆっくりお店の事を考える時間がなかったから
これを機会に、お店が大切にしたい事、大切にしてきた事を改めて振り返り、お客様にさらに喜んで頂くにはどうすれば良いかを熟考してみます」

とおっしゃるオーナーさんが多いのです。

そのようなわけで、
●店頭に黒板を設置したい
●店内の案内用

などなどのご依頼を頂いているため、今月は動き回っている。

「黒板を書いてほしい」

とお仕事を頂くのですが、黒板を設置する場所によって
まず大きさや高さが重要になってきます。
そしてお客様からどのように見えるのか、視線を意識することが
不可欠なのです。

ですから、黒板を書く前にまずどんなサイズの黒板を置くのか
をヒアリングするところから始まります。

すると大抵の場合「え?黒板のサイズですか?それって黒板なら何でも良いのかと思ってました」とオーナーに言われることがあります。

いやいや、一番ここが大切なんですよ。
黒板の置き方ひとつで売り上げや客数が伸びた!という事例も
沢山みてきていますから〜。

お客様の導線、お客様の目線の高さをあまり意識せず
とりあえず置いているお店があまりに多く、
街を歩いていてとても気になってしまいます。

通りを歩く3秒で何を知ってもらうのか、何を読んでもらうのか。
その数秒に読んでもらえる文字ってほんの20〜30文字くらいなんです。

少しでも視認性高い黒板の方が良いはずなのですが、
目線より低かったり、そもそも目立たなかったりでは、
黒板を書いてもほとんど意味がありません。

そういうお客様から見て、どうなのか、の視点を忘れがちです。

お店が黒板を出したいから出す、ではなくて
読んでもらわなければお店の満足で終わってしまいます。

こんなことは何を今更〜と思われがちなのですが、
現場回ってこの話しを伝えると、
「え〜そうなんですね。そんなこと気にしたことなかったです」
と言われること多いんです。

黒板ならなんでも良い!ではなくて、サイズとかどこに置くのかを
まずは確認します。そのアドバイスから始まります。

このアドバイスは、私からするととてもシンプルで基本的な事かと
思っているんですけれど、いろいろなところを回って話すと
「目線なんて気にした事なかった」
と意外なほどよく言われます。

そんな事を言われるとは、私のほうが意外でした😆

これからコツコツ伝え続けていきます。


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