「時間」の価値。

「時間」というのは、その人の状況によって流れ方が違います。

その作業内容・過ごし方によっても違います。例えば、一日の中で、朝と夜でも変わる。

それはなぜだと思いますか?

それは、朝の方が集中力が高いからです。何をするにも集中力が高いか低いかで「時間の価値」は変わってくるのです。


うちの会社の若手社員で、一人だけかなり早く出社している社員がいます。仮にA君としましょう。

ギリギリに来る若手社員(B君とします)と比べて何が変わってくるか。


A君は全ての段取りが先手先手でできる上、集中力も高い状態で余裕を持って仕事を進められる。

ところがB君は、一番集中力が高い時間帯に少ししか時間を取れず、準備運動もなくいきなり走り始めなければならない。

そりゃあケガをして当然です。

結局、朝の遅れを取り戻せずにダラダラ遅くまで作業するのが関の山。


朝の1分というのは、ヘタしたら夜の30分に相当します。A君とB君とでは、同じ1分でも実際には何倍もの差があるのです。

「時間を稼ぐ」というのは、本来こういうことです。

・・・こんな言い方をすると語弊があるかもしれませんが、本当に集中して午前中に仕事をするなら、午後からはゆったり流す感じでもいいのです(笑)

脳が疲労した状態で夜遅くまで作業していても、全然進まない。だったらさっさと帰って翌朝早めに始めた方が何倍も効率的です。


とは言え、うちの会社も繁忙期には毎日終電近くまで仕事しなければならない状況でした。

こういうのは頭数で均等に割り振れる仕組みを作れば相当軽減されるはずですが、上に立つ人間がそれを理解していなければ解決しません。


会社たるもの、常に無駄を省く努力をしなければなりません。仕事内容そのものでもそうですが、経費や時間に関しても、最小化することを最優先に考え、それが一般社員にまで降りてくるようになれば、相当効率化されるはずです。

それではまた。






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