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銀河フェニックス物語

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舞台は宇宙。恋あり、笑いあり、アクションありのハードボイルド小説「銀河フェニックス物語」の連載マガジンです。最新話をすぐ読めます。
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2021年6月の記事一覧

銀河フェニックス物語 【出会い編】第三十八話  運命の歯車が音を立てた (まとめ読…

・銀河フェニックス物語 総目次 ・<少年編>腕前を知りたくて (上)(中)(下) ・<出会…

銀河フェニックス物語 【出会い編】第三十八話  運命の歯車が音を立てた (まとめ読…

・銀河フェニックス物語 総目次 ・第三十八話 まとめ読み版①  マルグリット王妃はケント…

銀河フェニックス物語<少年編> 腕前を知りたくて(上)

レイターとアーサーが十二歳。出会ってまもない頃のお話です。 ・銀河フェニックス物語 総目…

銀河フェニックス物語<少年編> 腕前を知りたくて(中)

・銀河フェニックス物語 総目次 ・<少年編>マガジン ・<少年編>腕前を知りたくて (上)…

銀河フェニックス物語<少年編> 腕前を知りたくて(下)

・銀河フェニックス物語 総目次 ・<少年編>マガジン ・<少年編>腕前を知りたくて (上)…

銀河フェニックス物語 【出会い編】第三十七話  漆黒のコントレール(まとめ読み版…

・銀河フェニックス物語 総目次 ・第三十七話 まとめ読み版 ・第三十六話「クラスメイトと秘…

銀河フェニックス物語 【出会い編】第三十六話  クラスメイトと秘密の会話(まとめ読み版)

・銀河フェニックス物語 総目次 ・第三十五話「わたしをバトルに連れてって」 「この小型船、わかります?」  研究所の資料室で、わたしはクロノスのエンブレムがついた二人乗り宇宙船の3D写真を広げた。 「うわあ、古い機種だね。百年以上前の型だ」  ジョン先輩は驚いた顔でわたしを見つめた。 「間違いなくうちの会社の製品だけど、型番とかわからないんだよね?」  わたしはうなずいた。  型番がわかればわたしでも検索できる。画像検索をかけてもうまく引っかからなかった。 「カタログ