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【企業にイノベーター存在するのか?新規事業の限界】

今日はサーキュレーションさんのウェビナーに登壇してきました。3回目の登壇ですが、たくさんの人にご視聴頂きありがとうございました。
テーマは「新規事業体質」なのですが、この背景には企業カルチャーがあります。

いつもセミナーではお話ししていますが、人口減少は単純に、作る人も買う人もいなるということです。
これは大手企業だけでなく中小企業や小売店でも同様です。
さらにSNSや生成AIで加速するITの急速な進化、波に乗れない企業はどうなりますか?
このままやっていても衰退するのも目に見えている、さらにテクノロジーの進化はおっさんにはついていけない、となれば経営判断も足踏みする、、
この課題にどう対処するか?
この危機を救うイノベーターなんて普通の企業にはいません。いたらとっくに起業してます。

本日ご紹介した、ideascaleは オバマ政権下のイノベーションツールとして開発されテスラや国内では楽天も活用しています。
イノベーションを起こすのは人です。ジョブズ、マスク、ベゾス、、、
それは日本のトヨタ、マツダ、ホンダ、つまり日本においては自分の名前で起業した創業者の話です。
創業者は0→1を生み出し、その後、従業員が1→10→100と成長させてきました。
本質的に創業者と従業員は役割と能力が違います。
今の日本で新規事業やイノベーションを起こすためにはスケールモデルの企業をイノベーション体質に変革する必要があります。それができるのは属人的な経験者、つまり、イノベーション体験者、もしくは「型(フレームワーク)」しかないと思います。プロ人材を迎え入れるかideascaleのようなイノベーションツール=「型(フレームワーク)」を使うことで新規事業の成功確率は確実に上がります。
経験のない人が遠回りしている間に時間はどんどん流れていきます。
現状の日本の企業においてはイノベーターを生み出すより、集合知や合意形成をしながら一歩一歩着実に価値を作るしかないのではないかと思います。
机上の空論を空回りさせている状況であれば、とにかく動いて人に会う、経験者の意見を聞く、プロ人材のサポートを得るなど外に向かってください。
この度、ideascaleジャパン社のイノベーション・エバンジェリストという肩書きをいただきました。
自分の経験を少しでも多くの皆様に使っていただけたらと思います。

↓Udemyの動画にはグロービスのMBAのスペシャリスト、京都芸術のMFA教授、ITビジネスコンサルタントとの対談もあります。是非参考にしてください。


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