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テクニカルピッチの活用事例②

こんにちは!スポーツデータアナリストのにーにーです。本日はテクニカルピッチの活用事例の二つ目を紹介したいと思います。それは「他の選手との比較」です。

下の図をご覧ください。テクニカルピッチの活用事例①で紹介した選手とは違う投手Bのストレートのデータです。

投手Bのストレート

球速は90km/h、回転数は1245rpmですね。このデータを3人目の投手Cのストレートと比較したいと思います。

投手Cのストレート

球速は105km/h、回転数は922rpmですね。投手Cの方がBよりも球速は速いですが、回転数は少ないことがわかりました。一般的にストレートは回転数が多い方が良いとされています。ここでいう「良い」というのは、ホップ(打者の手元で浮き上がる)するということです。ホップしたら打ちにくいですよね?

なので、この比較からわかることは「投手Cの方は球速がBよりも遅くとも、多分打ちにくいでしょう!」ということです。これがテクニカルピッチの活用事例②「他の選手との比較」でした。

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