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キャプテンアメリカ ザ・ファースト・アベンジャー

時系列 1993‐1995

第二次世界大戦の真っ只中、アメリカはナチスドイツとの激戦を繰り広げていた。
そのナチスの中に『ヒドラ』という秘密組織があった。そのヒドラはの当主はレッドスカル。
レッドスカルはとある協会で四次元キューブを手に入れた。このキューブは計り知れないパワーがある。
ここからインフィニティサーガの物語は始まったのだ。

アメリカの徴兵でスティーブ・ロジャースは身体が細く小さいが誰よりも正義感のある青年。
しかし、スティーブの貧相な体じゃ軍には入れなく何度も落ちました。それでも諦めることはないスティーブ。
一方、スティーブの親友であるバッキー・バーンズはアメリカ軍の兵士となっていた。
親友が立派な兵士になっていることは、とても誇りに思うが同時に自分も兵士として悪党と戦いたいという思いが強くなる。
彼は戦争という中で人を殺すのでなく悪を倒すという信念を胸に抱いていたのだった。

そんな彼の正義感に心を打たれた科学者がいた名はアースキン。アースキンは軍の『戦略化学予備軍』に所属していた。
この『戦略化学予備軍』で超人計画(スーパー・ソルジャー計画)を立ており、軍の協力者として参加していたのはハワード・スターク。ペギー・カーター
といた。スティーブはその超人計画の被験者として実験に参加した。
実験は見事成功しスティーブは昔の貧相な体ではなく背が高くなり筋肉隆々な精悍な身体へと変わっていた。

そう、ここに『キャプテンアメリカ』が誕生したのだった。

キャプテンアメリカはヒドラに捕まって親友バッキー・バーンズを助け、彼を筆頭に荒くれものが集う『ハウリング・コマンドー』を結成。
彼らとともに数々の戦場を駆けていくが、そんな中、バッキー・バーンズが作戦の最中に谷底に落ちて消息不明となった。
作戦は成功しレッドスカルの側近であり科学者でもあるアーニム・ゾラの捕獲した。

ゾラ博士はレッドスカルがいるヒドラの本拠地を教えた。その代わり彼は密かにアメリカの保護された。

キャプテンアメリカとハウリングコマンドー部隊はレッドスカルを倒すためヒドラの基地を襲撃しレッドスカルを追い詰めたが、レッドスカル四次元キューブを
持ち去り戦闘機で逃亡し始めた。

その戦闘機には爆弾が積んでおり目的地はアメリカ本土。このままではアメリカが危ない。
キャプテンアメリカは戦闘機に乗り込みレッドスカルと戦闘になる。

互いに殴打の繰り返しで激しい戦闘になったが、レッドスカルが持ち込んだ四次元キューブが暴走し始め異空間が広がり始める。
慌ててレッドスカルは四次元キューブを手に取ったが暴走は収まらずレッドスカルは四次元キューブの力により異空間の中に飛ばされてしまった。
四次元キューブは熱を帯びたまま鉄を溶かしていき海へと落ちていった。
これで、ようやく戦いが終わったと思いますが、まだ、終わってはいない。戦闘機の進路を変えなくてはならない。
キャプテンアメリカは操縦席に座り進路を変え北極への不時着を選択した。もう、選択の余地はなかった。

キャプテンアメリカは最期に愛した女性ペギー・カーターに通話をしパーティーの約束をする。
二度と戻れないことを知っても約束を申し出ることは彼なりのメッセージ「君が好きだ。愛している」と。
ペギー・カーターは必ず来てと言葉を残す。わずかな希望を胸に秘めて。

戦闘機は北極に不時着させキャプテンアメリカは戦闘機とも共、北極の冷たい海へと沈んでいった。

その後、キャプテンアメリカの捜索をしていたハワード・スタークは四次元キューブを見つけ回収したが、キャプテンアメリカは見つからないままだった。

時はすぎて70年後、S.H.I.E.L.D.によってキャプテンアメリカは発見され、彼は長い長い眠りから目覚めた。
しかし、目覚めた彼は国の変わりように驚きを隠せずタイムズスクエアの前に立ち尽くす、そこにS.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリーが現れ全てを明かされることになる。
彼の戦いにまだ終わりはないだろう。

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