001. 音を見る
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ようこそ、録音note寺子屋へ。録音家の西沢拓朗です。「写真家」があるのなら「録音家」があってもいいじゃないかということで、この肩書を使っています。
さて、第1回目のテーマは「音を見る」です。どんな専門学校に行こうとも、ここから始まる講義は皆無だろうと思います。よく、「水を与えるより、井戸を掘る方法を教えよ」などと言いますが、この寺子屋はそんなカリキュラムを目指しているからです。
では、始めましょう!
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音って、何なのでしょう?
「音は振動である」
「音は疎密波である」
あたりが真っ先に出てくる答えでしょうか。
「聞こえたものが音である」
とも言えますよね。
とにもかくにも、音は目に見えません。でも、録音にせよ演奏にせよ “音を扱う” 場合、音をイメージできる(=音が見える)ことがとても大切になってきます。
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