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熊本の旅 【後編】 南阿蘇村湧水群めぐり

急ぎ足で九州自然歩道をあるいた翌日は、ゆっくりと南阿蘇村を散策し食べ歩きでもしようと思っていたのだけれど……現地で入手した「南阿蘇ロードマップ」を眺めると「水源のご案内」とありますよぉ。白川水源のほかにも多くの水源があることに驚き、急遽テーマを【徒歩で水源をめぐる】としたのでした。

南阿蘇ロードマップ抜粋に加筆したもの

南阿蘇ロードマップは、下記よりダウンロードできます。

【マップH】 妙見神社の池

まず、宿の「四季の森」から近い妙見神社の池へと向かいます。

地味な印象
中二子石妙見神社の池

中二子石は「なかふたごいし」と読みます。山の上にふたごの石があることから、このあたりの地名になったと地元の方が教えてくれました。 「二子石」さんは熊本で多い苗字みたいですね。この水源は、直接飲むには勇気が要ります。

【マップJ】 竹橋水源

橋を渡った先の、竹林の中にある
竹崎水源

立ち入るのをややためらってしまう場所にあります。おそらく「車で入って来るな!」というメッセージでしょうから、徒歩の場合は問題なさそうです。どうやら、私有地と隣り合っている水源のようです。この水源も “ひしゃく” が置いてないので、飲むのはやめておきました。

【マップK】 白川水源

いわずとしれた観光名所です。観光地化されすぎていて個人的には興ざめでした。環境保全協力金として100円をおさめ、敷地に入ります。

白川水源
ひしゃく&ろうと完備、空のペットボトルも販売しています


観光地とはいえ、遊水地から汲んで直接飲めるというのは驚きです。信越トレイルを歩いたときは、浄水器必須でしたから……いろはすのペットボトルに汲んで、いざ次へ。あ、近隣で、やっと熊本らしい食事にありつけました。

白川水源
食事処・白水乃蔵
あか牛丼

【マップ I 】 明神池名水公園

水源地の中では(観光地の白川水源を除き)一番の広さでしょうか。ゆっくりするにはちょうど良いですね。

向こう側には別の池がある
この池の水は飲めません
明神池名水公園
明神池河童伝説
悠然と鯉が泳ぐ
光の当たり具合で青くみえる
白水で一番の美味しさらしい
「ゴミ」でなく「チリ」

【マップG】 吉田城御献上汲場

ここは素通りしてしまいましたので割愛。

【マップF】 小池水源

所々、こういった東屋がある
小池水源
地元の方々が、水草を掃除されていました

ちょっと寄り道

道中にいた牛さん
味千ラーメン、食べたかった……
中松駅。駅は貴重なトイレ立寄処
中松駅にて線路点検車を発見
タイミングよく、トロッコ列車が停車

【マップE】 池の川水源

いずれの水源近くにも看板があって迷わない
地元の方の水汲場のよう。車でのアクセスが良いのでしょう
池の川水源。池なのか、川なのか……笑

……と、この辺で水源めぐりを終えて温泉に向かう予定だったのですが、Twitter のフォロワー「にしやん」さんから塩井社水源の情報が!

ここまで言われたら行きたくなる……でも歩きだからちょっと遠い……

【マップD】 湧沢津水源

東屋が見える
遊水地は、1軍、2軍(正式名称わからず)……とわかれています
ペットボトルの水を買うのが馬鹿らしい
湧沢津(わきさわづ)水源

【マップC】 寺坂水源

近くにお寺があります
寺坂水源
飲用というよりは生活用水
例によって一休みできる

【マップB】 川地後水源

飲用の雰囲気はない
飲用可な水源には、ひしゃくが置いてあるようです(ここには無い)
川地後水源

【マップA】 塩井社水源

Twitter のフォロワーさんイチオシの水源。マップ上だと大通りに面しているように見えますが、裏通りのやや入り組んだ場所にあります。

あと1.1km
あと100m
あと50m
着いた!
塩井社(しおいしゃ)水源
水源めぐりの締めくくりに相応しい!
秘境感ただよう
塩井ブルー、飲んでみよう
ご興味あればお読みください
嗚呼……

そして、阿蘇白水温泉・瑠璃へ

はい、プリンを食べましょう
歩いているのでゼロカロリー
阿蘇白水温泉・瑠璃
風呂上がりは、やっぱコレです
脂肪分豊富なので、よく振ってから飲みます
熊本、またね!


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