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録音note寺子屋、はじめます。
2021年1月から、このnote上で録音のための寺子屋を始めることにしました。コロナ禍で、特に音楽家の方々が配信を始められたわけですが、機材選びにしても何から何まで手探りだったことと思います。
検索すれば、「もう専門学校など要らないのではないか」と思える量の情報が転がっていますし、ソフトウェアやアプリなどの使い方などは大体のことが学べますよね。これは、2020年から新たに映像制作を学び始めた私が実感していることです。
しかしながら、「その分野を体系的に学べる入り口があるといいなぁ」とも感じたのです。いわゆる “ハウツーもの” は充実しているのですが、基礎や本質から学べる場は中々見つかりません――きっと、音のことについても同じことを感じているひとがいるはず。
――なら、寺子屋を開こう!
というわけで、2021年、開講します。
それに、コロナ禍の生活苦で進学を諦める子どもが多いと知りショックを受けたことも開講の理由です。もはや、学校だけが学びの手段ではありませんし、いい学校を出て大企業に入って……という時代はすでに終わっています。この寺子屋が一助となれば!
「録音note寺子屋」は、有料記事&マガジンを予定しています。最終的には「オーケストラや室内楽を配信するための録音技術の習得」を目指しますが、かなり遠回りをしますので、すぐに結果を求める方にはおすすめしません。「ネットの情報の真似事から脱したい」「イメージ通りに録れるようになりたい」「基礎から学びたい」という方に有益となるよう、筆を進めて行きたいと思います。
専門学校に通えば、2年間で300万円近くの学費がかかります。でも、この「録音note寺子屋」なら、専門誌を購読するくらいの学費で済みます。
で、肝心の中身はといいますと……
日本大学芸術学部の映画学科で録音について学び、サイデラ・マスタリングのインターンを経験し、音響ハウスでレコーディングに従事し、専門学校(東京ビジュアルアーツ)で数年間に渡り講師を務め、サイトウ・キネン・フェスティバル松本(現:セイジ・オザワ松本フェスティバル)の録音に携わり……こんな知識と経験から、本質に迫ります。
正直言って、私もまだまだ勉強中の身。でも、ゴールがないから面白いんです。一緒に勉強して行きましょう!
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