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『ほどよい量をつくる』

頭の中でグルグル考えていることを改めて整理してくれた、甲斐かおりさんの一冊。

「クルミドコーヒー」(系の話)をご存知の方なら目新しい内容ではないかと思いますが、いろんな事例が載っているので、

今の身の回りの状況に当てはめたらどうなるだろう?

と刺激をもらいました。

「“ほどよい量” のコンサート配信」ってどんなだろう?

私は仕事で、オーケストラや室内楽の収録・配信に携わっています。でも時々考えるんです。


「この配信は、ほどよい量なのだろうか?」


演奏会(ライブ)は、一つひとつが特別なもの、唯一無二ではあります。しかしながら、音楽祭のすべてを配信したり、はたまた収録し編集し公開したり……コロナ禍ということもあり鑑賞する手段が増えることは歓迎されるでしょうが、

「供給過多になってはいまいか」

「自己満足で終わっていないか」

などと、作り手(送り手)の立場にいながら思うのです。


配信の最適解はどこにあるか?

正直な話、「頑張ってライブ配信しても、視聴者数が10名にも満たない」ということはままあるのです。広告宣伝費と解釈することも出来るけれど、どうあがいても赤字ですよね。オンデマンドの場合、1つのクラシックコンサートを編集するには最低でも2日はかかります(私の場合)。撮影で1日、編集で2〜3日、雑務で2日とすれば、ほぼ1週間かかる計算。毎週末に撮影していたら、休む間もありません……これ、働く側は幸せなのかな?

そこで、こんな2つの仕組みがあったら、最適解に近づけないでしょうか?

1.「配信希望」の声を(どうにかこうにか)集め、一定数を超えたらライブ配信する。
2.リアルチケットに配信視聴権を含め、自分で振り返り視聴することも、誰かにプレゼントすることもできる。


「ほどよい量」、考えてみませんか?


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