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020. ストレスをかけない録音計画を

「いい画を撮りたい」「いい音で録りたい」、これが技術者の性なわけですが、主役は音楽家、演奏者であることを忘れてはなりません。その昔、とある音楽祭の公式録音に参画していて、通常の録音チームに加え放送局による収録が重なった現場がありました。マイクロフォンは通常の2倍量となり、本当に「林立」という言葉がふさわしい状況。当時は録ることで頭がいっぱいでしたが、今思い返せば、奏者のみなさんにとっては(収録に慣れている方々とはいえ)ストレスフルなステージだったと思います。

(その翌年はマイクロフォンを共有する計画を立て、状況改善できたのが救いでした)

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