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2020年6月の記事一覧

2020年7月末で、この試みを終了します

2020年7月末で、この試みを終了します

週末限定で続けてきたこの企画を、2020年7月末で終えることにしました。

これ以上実験してもあまり意味がないと思えるフェーズに達した(もちろん、現場毎に発見はあります)のと、思ったより依頼が少なく張り合いがないから(爆)!

……というわけで、ご興味ある方は駆け込みでどうぞー!

スタジオ録音とホール録音の違い

スタジオ録音とホール録音の違い

私のレコーディング・エンジニアのキャリアは、株式会社音響ハウスでスタートしました。当初はマイクロフォンの名前も知らず、手にボールペンで書いて覚えたりしたものです。

その後、オーケストラや室内楽をコンサートホールで録音するようになって、スタジオ録音とホール録音との、アプローチの違いを実感することとなります。

例えば、弦楽四重奏を最大6本のマイクロフォンで録るとしましょう(図解がテキトーですみませ

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“機械” を減らして “機会” を増やす

“機械” を減らして “機会” を増やす

あらためまして、こんにちは。UltraLight Recording 提唱者の西沢拓朗です。

しばらくの間「さすらいの録音家」として note に投稿してきましたが、足掛け10年ほど UltraLight Recording を探求し機が熟した気がするので、実名で取り組んで行こうと気持ちを新たにしたわけです。

さて、オペラとかになると、ワンポイント・ステレオで録るのはさすがに難しいんですが、「

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【ULR】特製マイクロフォン・バー

【ULR】特製マイクロフォン・バー

これは5年以上前に作った、小型のマイクロフォンを取り付けるためのバーです。タテ軸は、トレッキングポールを転用しているので 1/4 の長さになり、トレッキングポールを照明用スタンドに取り付けることで3メートル以上の高さを確保できる仕様になっています。

3メートル長のマイクスタンドを運ぶのは重く大変ですが、折りたたみ式の照明用スタンドとトレッキングポールの組み合わせで、軽量化と短尺化を実現しています

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