見出し画像

感謝の気持ちを贈り合おう。Slackチャンネル「thanksカード」のこれまでとこれから

こちらはオープン社内報として作成された記事です。

お疲れさまです、伊藤です。
今回は、47のSlackチャンネルで運用している「thanksカード」という取り組みについてお話したいと思います。

「thanksカード」とは?

thanksカードとは、「ありがとう」という感謝の気持ちを可視化して、オープンな場で相手に伝える取り組み。クローズなメッセージではなく、他のメンバーの目に見える場所でやりとりする、というのがポイントです。

47では、さまざまな役割を持ったメンバーが働いています。組織が大きくなってくると、一日の中でコミュニケーションを取らない人が増えたり、他のチームで何が起きているか見えづらかったりして、段々お互いのことが分からなくなっていきます。

そんな中で、日々の感謝や誰かを称賛する気持ちを、各々の心の中だけでなく社内で共有して喜び合えるような会社にしていきたいという想いから、thanksカードがスタートしました。

合成

thanksカードを始めたきっかけと、これまでの変遷

47って、結構シャイなメンバーが多くて、面と向かって「ありがとう」を伝えるのが気恥ずかしい…ってこともあったりするんですよね。でも、感謝は心の中で思っているだけではダメで、相手にちゃんと伝えることが大事。

なので、今日一日を振り返って、小さなことでもいいから意識的に感謝の気持ちを伝えてみよう、というのが、thanksカードを始めたきっかけでした。

もともと、thanksカードは試験的に始めた取り組みで、officeeに携わっているメンバー限定、しかも紙のカードをオフィスのコルクボードに貼る形で運用していました。実際にやってみたところ、週を追うごとにカードの流通量も増えて、「他の部署のメンバーにもカードを渡したい」という声が挙がるように。

こうして、thanksカードはグループ全社を巻き込んだ取り組みへと広がっていきました。ただここで、リアルカードの難点が出てきます。1つは、拠点をまたいだカードのやりとり(東京↔札幌間)が難しいということ。もう1つは、ちょうどコロナの影響もあってリモートワークが始まり、直接カードを渡す機会が減ってしまった、ということです。

そこで、社内のコミュニケーションツールとしてSlackを導入し始めたことに乗っかり、「 #thanks_card 」というチャンネルを作成してメッセージを送り合う形になりました。

紙からSlackに変わって良かったこと

thanksカードを紙からSlackに変え、グループ全体に展開してから2ヶ月ほど経ちましたが、日々の流通量はどんどん伸びています。また、Slackなら紙と違ってすぐに返事を送ることができるので、送り手にとっても嬉しいという効果もありました。

あと、Slackの絵文字機能がすごく効いていると感じます。送り手・受け手だけではなく、それを見ている周りのメンバーも絵文字で反応したりと、リアルカードではできなかったようなリアクションができているのはとても良いです。

画像2

個人的には、新卒メンバーがthanksカードを送っていたのが嬉しかったです。先輩が大勢見ているなかで、慣れないツールを使うのって結構ハードル高いと思うんですけど、そこを自主的にやってくれたのがすごく素敵だなと思いました。

新卒

thanksカードで大事にしてもらいたいこと

ここまで色々と書いてきましたが、改めて、社内の皆さんにお伝えしたいことがあります。

thanksカードは「もらうこと」が大事だと思われている方もいるかもしれませんが、実は「送ること」がとても大事です。

当然、thanksカードを送られるような、感謝に値することができたことは喜ばしいのですが、当初からずっと大切にしていたのは「みんなで気付いたことを喜び合える組織にしていこう」というメッセージなんです。

“自分しか気付いていない誰かの頑張り”が、皆さんにもきっとあると思います。自分だけじゃなくて、大勢の人にその頑張りを知ってもらうことで、相互理解がどんどん深まっていくはずです。

これからもどんどんthanksカードを贈り合って、感謝や称賛が飛び交う文化をみんなでつくっていきましょう!

この記事が参加している募集

オープン社内報