真っ黒焦げのパンケーキ
「きほはなにがすきなの?」
そう聞かれて私がいつも答えるのは、
「コンサートとか舞台」
「きほの自己紹介して」
そう聞かれた時の答えは、
「コンサートや舞台が好きで、
月に3万はそこに使ってるし、
バイトもコンサートスタッフしてます。」
そこを深堀してみた夜。
なんですきなの?
ー小さいころから音楽やショーが隣にあるのがあたりまえで、そこに楽しみだったり幸せをわけてもらったり、そこに助けられてきたから
受け取るのがすきなの?
ーもちろん受け取るのはすきだけど、つくる側に憧れがあってバイトを始めたし、将来もその方向にいきたい
その空間をつくる側の魅力ってなに?
ーだれかがエガオになる瞬間に立ち会えたり、その時間がだれかの心の支えになるかもしれないところ
自分が表立つ方がそれって感じられない?
ー表に立つことはそんなにすきじゃないし、裏方というか、支える立場で、さらーっとしれーっと誰かのためになりたい。サプライズでどどーんとプレゼントを渡して喜んでもらうんじゃなくて、家を出る前にこっそり机の上にプレゼントを置いといてほっこりしてもらう方がすき。そんな感覚
「つくる」って行為がすきなの?
ーたぶんそう
じゃあ、コンサートとかイベント以外をつくるのは?
ー興味なくはないけど、あんまりぴんと来るものはないかな。服は今までつくってきたけど、なんか違うなって最近思ったから違うんだと思う。
お料理は?自分のお店構えてそう
ー誰かのためならつくれるんだけど、ほんとに料理しないんだよね(笑)みんなにほっこりをおすそ分けしたいって点では近いのかもしれないけど、想像できないな。ひさびさにフライパン握ったらパンケーキ真っ黒だったの。
じゃあやっぱり方向性は決まってるのか
ーうん、「やりたい!」って思えるのは、やっぱり、エンタメ系でイベント制作とか舞台監督、各専門パート、とかコンサートに関わるところかな
うすっぺらい言葉でしか返せなかった質問が、
深掘っていくことでより明確になっていって、
あぁ、私がつくりたいものはおいしそうなパンケーキじゃなくて、
気づかぬうちに笑顔がこぼれるような
ちょっぴり心にぬくもりを分け合えるような
一歩踏み出す勇気を与えられるような
そんな空間なんだな。そう気づいた。
そしてわたしはそんな空間づくりのチャンスを得た。
2/23 (木・祝)
BackpackFESTA in大阪
@あましんアルカイックホール
TABIPPO学生支部のメンバー全員で創り上げる、
学生の手でゼロから生み出す「旅の祭典」
昨年もスタッフとしてかかわったイベント。
舞台チームのスライド担当として、
会場に来てくれた全員の視覚を支配した。
終演後には悔しさから大号泣して、
だけどたくさん褒めてもらって、
今の自分を構成する大部分となっている経験。
今年は、そんなイベントで
舞台監督補佐
として活動しています。
自分がどこまでできるか
監督をどこまで支えられるか
チームメンバーとどこまでいけるか
そんなことはわからないけど
当日まで走り続けます。
去年来てくれた人も、
今年初めての人も、
わたしのことをよく知っている人も、
わたしのことはあまり知らない人も、
たくさんの人に来てほしいイベントです。
お家に着いたときには、
笑顔とぬくもりと勇気
が手に入ってるはずです。
だから、もう一度日程を。
2/23 (木・祝)
BackpackFESTA in大阪
@あましんアルカイックホール
みんなが想像する2倍、3倍、10倍くらい熱量持ってやってます。びっくりするくらい本気で創ってます。
わたしが学生のうちに関わるイベントはこれが最後な気もするので、ぜひ来てください。
来てくれる人には、パンケーキつくります。
そのときも真っ黒だったらごめんね。
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