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第95回:私から仕事を奪わないで!

本日のテーマは

【私から仕事を奪わないで!】

今日は現在87才(2020年)の母親の話です。

兼業農家の父と結婚して
主に農業の部分をやってきました。

もちろん、
桃やプルーンの収穫も選別やパック詰めなども。

しかし、腰痛悪化で歩くことが困難になり、
75才頃から収穫作業から引退。

選別やパック詰めの担当になりました。

が、、、

80才をすぎると視力の衰えもあり
ミスが増えてきて

母がパック詰めしたものを見直すという一手間がかかるようになり・・・

その作業もクビ。

そうなんですよ。

「クビ通告」

本人はやる気がある。

できている自信がある。

なぜ自分を戦力外にするのか???

納得がいかない(笑)

近所の仲良しのおばちゃんに

「私は仕事できるのに、させてもらえない」

って言ってます(^_^;)

販売する商品のことから離れて数年たつのに

「まだできる。手伝う」

と言い張ります。

長野県は国内でも長寿県なのですが、

同時に、労働についている年齢も高いそうです。

何歳になっても
農業で仕事をやり続ける。

それが「生きる張り合い」なんですよね。

都会の高齢者は
腰が曲がっても畑で働いている高齢者を見て
「もうやめればいいのに」と言います。

田舎の高齢者は
都会のなにもしない高齢者を見て
「何が楽しくて生きてるんだ?」と言います(笑)

働くこと

仕事をすること。

働かされること

仕事をさせられること。

ここには大きな違いがあります。

なんだかんだ言って、

働きたい!

仕事したい!

ここなんです。

働くことが
仕事が好きなんですよ。

そして

働ける自分

仕事ができる自分は

自己価値も高めています。

高齢の母を通してみる仕事の世界観は

私にとても大きな気づきをくれます。

それにしても

年寄りの言うことはオモシロイ。。。

【年齢に合わせてできる仕事を与えよう!】

でした。

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