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Yoshinashigoto #2


 いつの間にか7月になってしまいました。そろそろエアコンをつけるかなあ、と思っていたらもうエアコンがないと死んでしまいそうなくらい暑くなってしまった。いつの間にか入社して3ヶ月が経っていて慣れたような慣れないようなちょっとしんどい期間に入りました。


 ここ最近は自分のモチベに体力がついてこなくて本当に苦しい。

退勤は割と早めの時間だから、いつも「今日は何をやろうかな、卒論の手直しか読書か…」と考えることはするのだけれど実際に行動に移せる日がとても少なくなってしまった。帰宅して風呂に入った時点で「10分で出るぞ!」と思っても湯船で寝てしまって1~2時間過ぎ、スキンケアも「サボらず全部!」と思っても力尽きて髪を乾かす間のパックだけで済ませてしまったり、ご飯を食べて「10分寝たら記録書いて別の文字起こしもしよう!」とは思うのだけど2~3時間寝てしまって結局最低限の仕事だけして寝ることが増えてしまった。

 それに乗じて推したちの配信すらもカロリーが高くて見られない日も増えている。疲れている時は頭を回すことを放棄してしまって誰かが紡いだ言葉すらも咀嚼することができなくなっている。こないだまで嬉々として見ていたものが見られなくなって、ただひたすらに鼓膜を震わせるために音楽を不毛に聴いている。この状態は割と常に何かを思考していたい自分の心持ちとはかけ離れた状態だから本当に苦しい。心と体が分離している。だからこそ適当に(心を込めて作っていらっしゃるものをこのように消費するのも申し訳ないと思うし、このようにしか消費できない自分にも苛立つ)聞いていた音楽をしっかり聞いた瞬間に刺さりすぎて苦しくなってしまう。唐突に文章の美しさや作り手の感情の乗せ方に気づいた瞬間に言葉にできない感情が溢れすぎてしまって泣くことしかできなくなってしまう。赤ちゃん返りしてるのかな。

 いつもならStudyWithMeも「リアタイできるから今日は頑張ろ!」とモチベにできるのだけれど、この間は開始に間に合わなかったというだけで参加を見送ってしまった。少しずつ今までできていたことができなくなっていって、心に余裕がなくなって自分のできなさ加減に失望していって無能感に希死念慮を覚える。アーカイブで追いかけたSWMでは頑張った報告がたくさんあって、少し前までならすごいな、もっと頑張らなきゃと前向き6嫉み4くらいでギリギリ前を向けていた。でも、今の自分はこんなすごい人がたくさんいるのに何もできない自分はゴミカスで生きている価値がないと後ろ向きなことしか考えられなくなっている。大学生までの自分と変わっていなくて本当にびっくりした。少しは変わることができたと思っていたのに。

 そもそも、どうしてこんなにも疲労が溜まっているのかがいまいち認識できていない。新しい職場な上慣れない中でまだ緊張しているとか、先日異動してきた同期の存在だとか、要因は様々あるのだろう。でも少しずつ解消させていかないときっと数年は持たない。いつか、しっかり体調を崩してしまいそうな気がしている。

 前にも言ったような気がするが、自分は他人の評価を気にしすぎるくせに他人の評価を受け入れないし、自分を過大評価したかと思えば過小評価するとても面倒な人間だ。仕事上でも「すごいね!」などと言っていただくことがあるが、自分の中では大したことではないことだったり、むしろ失敗していて悔しいと思っていたりするので謙遜というか否定してしまうことが多い。それを本心で言ってくださっているのか、お世辞なのかが自分にはわからないから全てをお世辞と思ってすぐに「そんなことないです」「~さんの方がすごいから」などと言ってしまう。これって相手のことも否定しているよな、と思うが自分にはやめられない。だって自分の評価を低くしていれば多少やらかしても急激に失望されることはないでしょう?自分の身可愛さに相手を裏切り続ける自分はただの悲劇のヒロインぶっている人間だ。自分で自分に失望する。

 どうしたら自分に自信って持てるんだろうね。努力もしていないくせに言うのは傲慢にも程があるけれど。また話が堂々巡りになってしまうが自分に自信をつけるために始めた勉強が身についていないからさらにメンタルが下がっていく。どこかで一旦区切りをつけたいけれどぬるま湯に浸かっているのは居心地が良くて抜け出すことが難しい。自己肯定感ってきっと小さな時から適切に褒められてきた子にしか与えられないのかもしれない、と最近すごく思っている。せめて自分が今の仕事にいるうちは無条件にできたことを褒めて「褒める大人」が近くにいる環境を作ってあげたいと思う。自分のようなモンスターを生み出さないためにも。

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