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2020 7/4(A)水戸戦を終えてを終えて

 勝ちました!なんとあのケーズデンキスタジアムで0-3のクリーンシート!この響きだけで1週間ハッピーに過ごせますね。嬉しすぎて早朝からフルで試合を見直してしまいました(笑)

それではこの試合の主要なハイライトと個人的に印象に残ったジェフ選手のプレーについて振り返りたいと思います。

6分 山下の右足で先制点


相手の左SBに米倉がプレスをかけ、こぼれたボールをクレーベがキープし裏へ抜けた米倉に再びスルーパスを送ると、パスを受けた米倉が中を確認し中央にマイナスのグラウンダーのボールを折り返すと、それに山下が右足で合わせボールはネットを揺らした。

ボールを奪ってから少人数でカウンターをしかけしっかりと決めきる、「尹晶煥のチーム」らしい形を開始早々見ることができました。今まで散々見せつけられた決定力をジェフでも発揮してくれて良かったです(笑)

10分 セットプレーからのピンチも新井章太がファインセーブ


左サイドの堀米が相手の右サイドハーフを倒してFKを与えてしまう。そしてこのFK、相手の水戸は左足のキッカーが巻いてくるボールを中に蹴り込み相手DFンドカがヘディングで合わせる。ボールはゴールの隅へと飛ぶが、ここは新井章太が横っ飛びで弾き出し、こぼれ球を相手に詰められるものシュートはサイドネットを揺らし何とか難を逃れた。

ヘディングで合わせられた瞬間「やられた」と思いましたが、新井章太がさすがのセービングを見せてくれました。前節でも何本もシュートストップを見せてくれており、試合を重ねるたびに基礎に忠実な能力の高さを見せつけてくれます。

28分 増嶋のロングスローから山下に決定機


ジェフは左サイドの高い位置でのスローインに増嶋のロングスローを選択。増嶋のロングスローはPA内中央付近まで伸び、相手DFに跳ね返されるもPA内左サイド頭上に上がったセカンドボールをクレーベが競り勝ちマイナスに折り返す。それを拾った米倉が胸トラップからオーバヘッドし更にそそれを相手DFがヘディングするとボールは逆サイドの山下の足元に。山下もこれに上手く合わせダイレクトでハーフボレーを枠内に放つも、相手GKが片腕でスーパーセーブを見せ惜しくも追加点とはならなかった。

非常に惜しいシーンで悔しかったですが、山下のゴール前でのシュート技術やセンスと言ったものが感じられ今後の得点量産に期待が持てる場面でした。

30分 崩されかけるも最後まで体を張った下平のスライディング


水戸MF松崎がPA手前でパスを受けると水戸FW中山とのワンツーでPA内に侵入しシュートチャンスを迎えるが、下平が体を投げ出しシュートブロック。

見ていてヒヤッとする場面でしたが下平の体を張った熱いプレーを見ることができました。尹晶煥監督になってからチーム全体として球際の意識が高い印象はありますね。

53分 田口が倒されFKを獲得し、自らこれを決め追加点


流れの中から折り返しを受けた田口がPA付近でミドルシュートを放つが、ここで水戸MF安藤が田口に完全に遅れて足裏を見せたタックル。このプレーでFKを獲得する。距離がとても近くキッカーにとって難しい位置ではあったが、田口が力を抜いたインサイドキックで見事にゴールを決めた。

まずこの場面、怪我が無かったから良かったものの相手のプレーは完全に田口がボールを蹴った後であり危険であったためイエローカードが出すべきではないかと個人的には感じた。安藤が既に1枚イエローを受けていたから出しづらかったのだろうか?前半にも山下に対するアフターのタックルなどがあったがそれらもノーカードでありモヤモヤする判定に尹晶煥監督も日本語で抗議していた(笑) FKは足を滑らせながらもしっかりと枠内に飛ばしていて、田口のキック精度の高さが出ました。

64分 相手のパスがレフリーに当たり、際どい位置でドロップポール


相手CKのシーンでキッカーが低くて速いボールをペナルティアーク付近に蹴り込むと、これが主審に当たりコースが変わる。笛が吹かれボールが当たった位置から相手ボールのドロップボールとなった。

この場面は最近のルール改正によって新しくなった部分であり自分もリアルタイムで見ている時は一瞬なにが起こったか分かりませんでした。監督や選手は相手ボールからのスタートに抗議していましたが、ルール上このジャッジは正しかったようです。しかし相手はこのドロップボールを直接シュートしてきましたが、間接FK扱いなのでシュートが他の誰にも触れず決まっていてもゴールキックになっていました。この辺は選手たちにもまだルールが浸透していない感じが見受けられました。(もしかしたら誰かに当たるのを考えた上で打ったのかもしれませんが)

66分 アイディア溢れる堀米のスルーパス


センターライン手前で相手のパスミスを拾った堀米は、相手のDFの背後のスペースに走りだす山下を見ると、左足でアウトにかけた素晴らしいスルーパスを出す。

残念ながら得点には繋がりませんでしたがこのプレーには解説の方も唸っていました。元々キックが上手い選手ですのでショートカウンターなどで裏抜けする選手がどんどん出てくれば堀米を起点として攻撃の形が1つ作れそうですね。

74分 米倉全力疾走で決定機


左サイドで船山が相手からボールを奪取し下平から中央のクレーベに繋ぐと、クレーベがボールキープし一瞬タメを作りその間に米倉が右サイドを全力疾走でオーバーラップ。そこへクレーベからスルーパスが通り相手DFライン裏へと完全に抜け出し相手GKと1対1の決定機となったが角度があまり無かったことと長い距離を走ってきたことでシュートはあまり良いものが打てず、得点とはならなかった。

ショートカウンターが上手く決まったシーンでした。ゴールが決まっていれば完璧でしたが、今の段階でこの形が出来ているだけでもプラスに捉えたいと思います。またこの試合米倉は攻守に置いて全力で走り、球際も誰よりも激しく行っていたと思います。こういうプレーは見ていて応援したくなります。

94分 ストライカー川又のダメ押し点


新井のゴールキックをセンターサークル付近で1度相手DFがヘディングするも、そのこぼれ球を受けた船山が浮き玉をダイレクトで川又にスルーパスを送る。相手DFンドカと1対1となった川又だが、右に左に2度切り返し最後は左足でキーパーの股間を抜き得点。

いやまさにストライカーって感じでしたね。相手DFンドカをちんちんにしてからGKの股間抜きって、、、決めた時間と良い完璧でした。また川又にスルーパスを出した船山も見事でした。ジェフが全体的に時間を使ってゆっくりしたプレーの中で緩急をつけてダイレクトでスルーパス。さすが成田の漢です。

総括

新井章太、ミンギュ、田口、山下、川又など新加入組が早くもチームの中心となって活躍していることがとても嬉しかったです。また既存のメンバーも負けてはおらずしっかりと体を張ったプレーを見せるなど頼もしかったですね。新加入の選手と既存の選手がこの先上手く融合してくればさらに強くなることは間違い無いでしょう。次節栃木戦でまた勝利してくれることを願っています。それではまた。

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