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僕の染色体は"女性"だった。

32年間"男性"として生きてきた僕の染色体は"女性"でした。

どういうこと?と思いますよね。
僕もいまだにほとんど理解できてません。

僕の染色体は「46XX」という、一般的な女性が持っている染色体でした。

不妊治療を始めようとした矢先に突然の発覚。

見た目も心も"男性"として生きてきたのに、突然「あなたの染色体は女性です」と言われた時の衝撃は凄まじいものでした。

担当医によると十数万人に1人とのこと。

染色体が女性ってどういうこと?という方のために簡単に説明すると…

人は基本、染色体を46本持っています。
そのうちラストの46番目の染色体が性別を決定づけます。
女性はXX
男性はXY
つまり、Yを持つと男性になるということです。

しかし、僕は"男性"なのに、染色体が「XX=女性」だった。

心も"男性"
体も"男性"
戸籍上も"男性"

染色体は"女性"

染色体の"男性"要素はどこにいったの?
という疑問についてはおいおい書いていきたいと思います。

明確になったことは3つ

①僕自身は"男性"
②染色体は"女性"
③生殖機能が無く、子供を残すことができない

発覚した時は、男性としての自信を失いかけました。

自分は何のために生を受けたのか。
自分と社会との隔絶すら感じました。

ですが、染色体が"女性"だと分かったことで、今まで絡まっていたものが少しずつほどけていくような感覚もあります。

まだまだ僕自身も分からないことだらけ。

少しづつ自分の心も整理しつつnoteに書いていきます。

#日記 #多様性 #男性不妊 #染色体  

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