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ホールセンサーを使ってみた M5Stack

Twitterの #kintoneIoT タグでこんなツイートが流れてきました。

サイクルコンピューターをハリネズミの回し車に装着してる時点でもう面白いのですが、データーをkintoneに自動登録してみたいとのこと。

その後詳細を聞くと、利用のサイクルコンピューターにkintoneなど外部へ出力できるような機能はなさそうでしたので、他に方法がないか調べてみました。

ホールセンサー

お、これでいけそう。

中身は市販のサイクルコンピューターでもよく使われてるセンサーだと思います。
ホールセンサーについては参考までにデバイスプラスさんのリンクを紹介します。ありがとうございます。

調べてみると面白くなってきたので買ってきました。

じゃーん。

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お値段は700円ちょっと。この追加投資で遊べるならやすいものですね。^^

もちろんM5Stack本体は必要。あとココ注意ですが実はこのセンサーを使うにはもう一つ部品がいります。

ホールセンサーの接続端子は黒色のGPIO端子(PORT.B)になってて、M5Stackに標準でついてる赤色のI2C端子(PORT.A)とつなげてはいけない決まりになっています。ただ物理的にはつなげられてしまうところがハマリポイントです。^^;

このへんの話は過去に以下noteに経緯を含め書いてますのでご参考まで。

で、解決するには、黒色のGPIO端子を拡張できるような部品がいるということになりまして

PLUSモジュールというのを以前購入していました。

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これを以下のように、M5StackのBOTTOMを外してサンドイッチにします。

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BOTTOMとPLUSを重ねて、

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それをM5Stackに重ねる

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合体ロボ!(昭和^^;)

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じゃじゃーん。

上がM5Stack、まんなかのグレーがPLUS、下の黒いのがBOTTOMです。
まさにスッタクですね。

ホールセンサーをPLUSの黒いコネクタに繋げます。

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こんな感じで、ハードの準備はOK。

次はプログラム(スケッチ)の作成。サンプルソースは以下から入手可能です。

もっとズバリはこれ。これをArudino IDEコピペしてください。

https://raw.githubusercontent.com/m5stack/M5-ProductExampleCodes/master/Unit/HALL/HALL/HALL.ino

Arudino IDEからM5Stackにアップロード。

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おおっ!できた。サンプルスケッチ修正ひとつもなしでいけました。^^

完成!

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なにもしてないとき、磁石がないと Hall status : 1

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磁石をのせると Hall status : 0

やった!!

ちなみに上記写真の磁石は、付属品ではなく私の手持ちのサイクルコンピューターのものです。

付属品の磁石は小さくてうまく反応しないときがあったので。おそらく動作検証用のオマケかと思います。

磁石に近づけると、内臓LEDが赤くひかります。動画で分かりますかね。

さくっとできたよ。うれしいなぁ。うれしくて早速Twitterに返信しました。

ちなみに、これモスバーガーでやってます。センサーだけの値段なら、このときのモスバーガー代より安かったです。^^;

あとはこのセンサーを回し車につけたりkintoneにデーター送信したりすることになるのですが、まずはホールセンサーの動作検証ができたので一安心。今日はここまで。

kintoneへのデーター送信は、以下記事を参考にしたらできるハズです。多分。

ノリと勢いだけでやった範囲ですがご参考まで。

以上です。


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