SUZURIさんで初めてシルクスクリーン用の入稿をしたときの話
苦戦しました。
原因は通信環境がイマイチだからではないかと思います。
いきさつを記録しました。長いです。
ついに入稿
前回の続きです。
初めての絵は、もう決めてありました。皆さん、ご使用くださりありがとうございます。いつもは記事の見出し画像の推奨サイズにしていますが、SUZURIさんのシルクスクリーン用にAdobeFrescoでデータを調整しました。
さて、いよいよデータをアップロード!
あの配色システムを利用するのです。
この絵は、かつてAdobeFrescoのベクターブラシでグラデーションをつくる実験をしたときのもので、同系色とはいえかなりの色数です。ファイルもベクターにしては重く、もう二度と描かないと決めたのでした(とか言いつつこういうの描くかもしれませんが)。
SUZURIさんのシルクスクリーンは3色まで(生地を入れたら4色)。似たような色は同じ色として認識されます。プログラムに任せてどう変換されるのかとても楽しみでした。
苦戦
「画像をアップしてつくる」をクリックすると、スリスリくんさんがスキージなどシルクスクリーンの道具を使って刷られているところが表示されました。
かわいい!と思いつつ、しばらく眺めていたのですが、なかなかアップロードが終わりません。2MBなので、“腰に来る”重さではないはずです。しばらくすると、アップロードに失敗した旨、英語で表示された気がしました。
というのも、緑のが画面のブラウザの上のほうからサッと出て来て、すぐにまた引っ込んでしまったからです。おそらく、忍者の一種でしょう。あるいは、とっても恥ずかしがり屋さんなのかもしれません。
アップロードがうまくいかない原因は
・回線が不安定
・PNGにはしたけれどCMYKにしなかった
・ファイル名に使ってはいけない文字が使用されている
・解像度が実は300ppi
・ブラウザがイマイチ
・データが複雑すぎる(アップロードするデータも3色まで?)
などを思いつきました。
数回試して様子を見ることにしました。
2回目は見逃してしまったのですが、3回目以降はメッセージが変わり、先程の緑の忍者が「Uuidを入力してください」と言うようになりました(ほぼ日本語でした)。
もう1回だけ試してみよう。
そう思って「画像をアップしてつくる」をクリックしたら、今度は英語でサイズのエラーが出ました。
よくわからないので、ひとまず、SUZURIさんからいただいたテンプレートにあてはめて再度書き出してみることにしました。
これからはAdobeFrescoから手間なくアップロードできると思っていたのですが、そう簡単にはいかないのかもしれないと思うとちょっと残念でした。しかし、シルクスクリーンで印刷していただけるのなら、大した手間ではありません。
今度はうまくいきますように・・・!
再び「画像をアップしてつくる」をクリック。
すると、またもやサイズに関するエラーが表示されました。緑の忍者が消える前に、今度は「defined」という単語を読み取ることができました。
サイズ・・・確かに、Photoshopで書き出したPNGは5.99MBに増えており、“腰に来る”重さです。
「お問い合わせ」の「よくある質問」を確認してみることに。
スリスリくんさんが「悩み事を教えてくだサイ」と優しく尋ねてくださったので、私は思い切って打ち明けてみました。チャットでお呼び立てするのは気がひけました。まず「サイズ」で検索してみました。
そして、私は思ったのです。
重さではなく、ファイルの縦と横なのでは?
AdobeFrescoでもちゃんと設定しましたし、最終的にテンプレートを使用している(このときもAdobeFrescoでつくったデータがピッタリはまりました)ため、縦横が違うことはこの時点まで思いつきませんでした。
検索結果のひとつに「制作するアイテムごとの推奨画像サイズ(解像度)は?」というのがあり
確認したところ、
■Tシャツ、ウォッシュTシャツ、ビッグシルエットTシャツ
表面:2520 × 2992px
裏面:2520 × 2992px
となっていました。
シルクスリーンの専用ページには
推奨入稿画像
PNG
表面:3307px(横) × 3898px(縦)
裏面:3307px(横) × 3898px(縦)
と、書いてありました。
シルクスクリーンに対応しているのは「Tシャツ(United Athle 5001 5.6オンス)」で、注文が少ない場合は普通の印刷になります。と、いうことは、両者で画像の縦横は同じになりそうな気がするのですが・・・。忍術で調整していただけるのかもしれません。
検索結果の中に「アイコンとヘッダー画像のアップロード可能なファイル容量は?」を見つけたので
次は「容量」で検索しました。すると、検索結果は先程の1件だけでした。
アイコンとヘッダー画像は4MBまで。アイテムをつくるときのデータは・・・?最初にアップロードしたPNGのファイルは、AdobeFrescoで書き出す時に2MBと表示され、PCでは2.27MBとなっています。どのみち4MBもありません。
かくなるうえは・・・
うんとシンプルなデータをつくってアップロードしてみることにしました。
ハテナさんです。
そして・・・
奇跡が起きました。
アップロード成功!
しかも・・・
思いがけず、お日さまの絵が登場したのでした。私はハテナさんをアップロードしたつもりでいました。147KBのわりに、やけに時間がかかっているなと思いながら待ちました。
お日さまが出て来て、ビックリしました。
とにもかくにも、アップロードできました。
確認したところ、アップロードできたのは私が最初にアップロードしようとしていたファイルでした。
と、いうことは、テンプレート無しで、AdobeFrescoから書き出してそのままアップロードできるのです。RGBをCMYKにしなくても大丈夫です。文字も、ブラウザも大丈夫でした。何色使ってあっても大丈夫でした。サイズについても、ファイルの重さも縦横も大丈夫でした。
と、いうわけで、アップロードがうまくいかなかったのは、Wi-Fiが不安定なのが原因かもしれないというところに落ち着きました。
謎がなんとなく解けたところで、いよいよアレをすることにしました。
配色システムさん、はじめまして。
自動で割り当てられた色のまま出品するのも面白そうでしたが、どうせならSUZURIさんのシルクスクリーンらしい何かをしてみたい!そう思った私は、色を色々変えてみました。
楽しい!!!
ずっとしてみたかったことをできて、嬉しくなりました。
迷いに迷って、赤、蛍光オレンジ、サンフラワーにしました。
蛍光色を使用したところがミソです。
アイテムの名前、説明、予約販売期間について悩みました。トリブンは特に悩まず、そのままにしました。そして、ついに「販売を開始する」をクリック・・・
消えた!
私の初めてのアイテムは、忍術を使ったに違いないのです。
ものの見事に、雲散霧消しました。
「販売が開始されマシた!」「予約されマシた!」とか、そういうのは特に表示されませんでした(表示されるかどうかは、私が勝手に想像していただけですが)。しかし、URLは、どこかで得られるはずなのです。
しかし、うまく見つけられません。人間たちが実際に着ている様子の例も、どこで表示させたらいいのかよくわかりませんでした。
従来のアイテムたちを作成するコーナーに行ってみました。「アップロード済みの画像を使う」をクリックしても、お日さまは居ません。
ショップにも居ません。
シルクスクリーンのコーナーに行ったら「画像をアップしてつくる」だけで、アップロード済みのを使う機能は見当たりませんでした。
商品登録失敗。
最後の最後に、Wi-Fiがアレしたのでしょう。おそらくそうです。そう思っておきます。ということは、アレしなければうまくいくはずなのです。希望はまだ残されています。
タイトルや説明、販売開始日時など迷いに迷って、時間をかけすぎたからでしょうか? 気を取り直して、再チャレンジです。
悲し過ぎたので、異次元にワープしたアイテムが、パラレルワールドで3億枚くらい売れているところを想像しておきます。そのうち、再チャレンジでつくったアイテムのところにドッペルゲンガーとして現われるかもしれません。
今回学んだこと
・アップロードに失敗したら何度か試せばOK
・AdobeFrescoでつくったPNGをそのまま使える
・背景は透明にしたほうが良さそう(場合による)
・軽いデータの方がイライラしなくて済む
・軽いデータのほうが恐らく成功率が高い
・念のため一生懸命捻り出した文言たちはどこかに控えておく
尚、従来のアイテムたちをつくるコーナーに行ったら
.jpg .pngの形式ですか?
サイズは15MB以下ですか?
権利侵害していませんか?
と書いてありました。15MBまでOKなのですね。先程の疑問が解消されました。私みたいにいきなりシルクスクリーンだけしてみようとする人は少ないのかもしれません。皆さん大抵このルールを知った上で取り組むのかもしれません。そして、15MBまでというのはもしかしたらシルクスクリーンの条件ではないかもしれません。どちらにしても、私は腰に来るのでもっと軽いのにする予定です。
権利は、侵害するつもりはありませんが、つもりがなくても侵害してしまったら悲しいです。なので、アイテムをつくるのにちょっぴり臆病になってしまったりもします。しかし、あまり気にせず自分のつくりたいものをつくってみることにします。
まずはお日さまの絵をなんとかして、その後、シンプルな絵をつくってみる予定です。
そして、みんフォト!
今回は、ハテナさんいっぱいです。
初挑戦の様子を自分なりに表現してみました。
ありがとうございます。それでは、また。