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Looomで初めての作品をつくったときの話

実は、少し前から気になっていたアプリがありました。「Looom」です。ioramaという会社がつくっています。

パラパラ漫画のようなアニメーションをつくれます。サイトを覗くと、とにかく楽しそう!さっそくバケットリスト入りしました。

App Storeによれば

Looomは誰もが楽しみながら手描きアニメーションが作れる革新的なツールです。初心者からプロまで幅広い層が使えるように設計されており、すでに著名なインディーズのアニメーターたちにも利用されています。

このツールは音楽制作ツールからインスピレーションを得ています。そのため楽器を演奏するように、ループ可能な時間とリズムを通して、線、形、色を操作することができます。遊び心にあふれているので、一見おもちゃに見えるかもしれませんが、実はプロのアニメーターも使えるようにUIが熟考された堅牢なアプリです。

これは手書きのアニメーションで学び、実験し、創作するための最高の環境です。 まるで音楽を奏でるようでありながら、次世代型のダイナミックな非破壊ワークフローを実現しています。

エクスポート可能

LooomはSVGをファイルのフォーマットとして使用しています。あなたの作品をWebブラウザで閲覧したり、デスクトップのアニメーションソフトで開くことができます。

調整可能なタイムフレーム

最初のフレームも最後のフレームもありません。Looomのスレッドは長さもスピードも独立していて、常に微調整が可能です。

無限のキャンバス

解像度に依存しないベクター画像を使った描画エンジンにより、好きなだけ広くキャンバスを使うことができます

とのことで、さらに触れてみたくなりました。


しかし、なかなか制作できませんでした。


そして2020年9月25日、遂につくりました。

色は5色まで使えます。背景色を含めると、6色。再生速度やページの数も選べます。ペンが電池切れだったので、指で描きました。

何を描こうかな、と思い、最近野菜をテーマに絵を描いているので

植物の芽が雨や日光を浴びながら育っていくところにしました。


このアプリで最も楽しいのは、再生しながら描けるところです。芽からハートになるところは、1枚1枚描きました。その後、再生しながら、雨や光を降り注がせてみました。すると、描いたそばから再生が始まり、とても面白かったです。

7/14辺りに1.3が出て、再生モード、ブレンドモード、クリッピングマスクなどが増えたようです。再生モードは順送り、逆向き、ランダムなどいろいろあり、実際に再生させてみたのですが、目で見る音楽のようでした。ブレンドモードやクリッピングマスクは、後日仲良くなってみる予定です。


書き出しは、画面収録かSVGです。SVGだと、とても軽くなりました。しかし、Twitterにそのまま投稿出来ませんでした。インターネットで変換できるところを探したりもしましたが、黒くなってしまったりしてうまくいきませんでした。結局、画面収録にしました。MP4になります。収録は、無限ループをキリの良いところまで再生し、行うのですが、2周目にちょっとかかってしまいました。しかし、投稿してみたら気にならない感じでほっとしました。

記事見出し画像は、画面収録で得られたMP4のファイルをPhotoshopで読み込んで縦横を調整したものです。途中で色が少し変わりましたが、これはこれでおもしろいと思いました。

ありがとうございます。それでは、また。