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星の王子さま、居た

親族へのクリスマスプレゼントとして
息子ゆっちゃんとカレンダーを作ってることは前回の投稿に。

はじめは、季節のイベントにまつわるものやことを話し合って
カレンダーに入れるイラストを描いてた。
(2月の豆まき、鬼退治とか)

でも、まだまだ季節とイベントの
イメージがつきにくかったようで
好きに描いてもらうことにした。

彼は迷いなく線を引いていった。

👦「陸、一本の木、りすさんが住んでるの、まどがみえるでしょ」


・・・見えます?笑

絵の中に、りすは描かれてない。
窓は、たまたま引いた線が窓に見えたみたい。

私は息子が描いたこの絵を見て、
星の王子様に出てくるエピソードのひとつを思い出していた。

飛行士が星の王子様と出会ったとき
王子は羊の絵を描いてほしいとお願いした。

描くたびに、これじゃない、これでもない、
と言われて頭を抱えた飛行士は
木箱に3つ穴が空いている絵を描いた。

「きみがほしがっているヒツジは、このなかにいるよ」と言うと
「これだよ、ぼくがほしかったのは!」と
王子さまの顔がぱっと明るくなった。

星の王子さま、ざっくり内容

箱の中には、王子さまが求めた通りの羊がいたんですね。
そして、木の上に、りすが住んでることを見つけた我が家の星の王子さま。
窓からりすが、こちら側を覗いていたのが見えたんだね。

子供には(子供心を持っている人には)内側が見える。
1本の線にだって、子供の中には物語が溢れてる。

感動に震えた出来事でした。



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