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ぼくがたどり着いた臨床検査技師の国家資格の勉強方法

こんにちは!KEiです。

この記事を書いているぼくは、3年制の専門学校にかよい、第62回臨床検査技師国家試験(2016年)を受験して現役で合格することができました。

そこで今回は、
これから国家試験勉強をしなくてはならない人、
すでに勉強をしている方に向けてぼくが実際にやっていた勉強方法を解説していきたいと思います。


この記事はこんな方にオススメ

・「何から手をつけていいかわからない」
・「どう勉強したらいいのかわからない」
・「オススメの参考書を知りたい」


国家試験の問題数・合格ラインなど

「問題数や合格ラインなんてすでにに知っている」という方はこの項目は読み飛ばしてください。

臨床検査技師に興味を持ち始めて、「国家試験ってどんな感じなんだろう?」と思っている方のために説明します。

問題数は全200問で、午前に100問、午後に100問と1日かけて試験が行われます。

配点は1問1点で、120点以上(60%)とれば合格です。

科目数は全10科目あります。
・臨床検査総論(20点)
・臨床検査医学総論(10点)
・臨床生理学(26点)
・臨床化学(32点)
・病理組織細胞学(28点)
・臨床血液学(18点)
・臨床微生物学(22点)
・臨床免疫学(22点)
・公衆衛生学(10点)
・医用工学(12点)


オススメの参考書

1.臨床検査技師国家試験問題集 解答と解説 2022年版
2.臨床検査技師国家試験問題注解 2022年版

上記の2冊を購入していただければ十分です。

1の参考書は国家試験の過去問題5年ぶんが載っています。

10年ぶんやっておいた方がいいという人もいるかもしれませんが、5年ぶんやっておけば十分です。

2の参考書は国家試験の過去問題と参考書オリジナルの問題が混ざっています。

2の参考書は国家試験の傾向がしっかり分析されていて、解説も丁寧でわかりやすいです。

ただ、かなり分厚いので、ぼくは参考書をカッターなどで科目ごとに分解して使用していました。(笑)


勉強の手順

1.まずは過去問題を解く
2.1〜2科目ずつ勉強する
3.
学校で実施される模擬試験の結果を確認
4.
他の科目に手をつける

ざっくりと4つの手順に分けました。

基本的に2〜4の手順を繰り返します。

順番に解説していきます。

1.まずは過去問題を解く

まずは過去問題をやってみて問題を解くことに慣れるところから始めたらいいと思います。

全然わからなくても初めは気にしなくていいです。

問題を解くことに慣れればそれでOKです。

2.1〜2科目ずつ勉強する

問題を解くことに慣れてきたら、次はオススメの参考書で紹介した2(臨床検査技師国家試験問題注解 2022年版)の参考書で勉強していきます。

勉強の仕方としては、問題を解いてわからなかった問題の解説を読んで、自分なりにまとめノートを作ります。

また、解説だけでは知識が不十分なこともあるので、赤本などで関連する箇所を調べながらノートにまとめていきます。

まとめノートを作ることによって、頭の中が自然と整理されます。

また、自分がどの科目のどの部分を勉強したのか、履歴のように可視化されて残るので、後で復習するときに便利です。

ある程度まとめたら、ノートにまとめたことを記憶する作業をします。

ぼくの場合は、ノートにまとめたことを声に出して読んだり、キーワードを紙に何度も書いて記憶していました。

3.学校で実施される模擬試験の結果を確認

自分が勉強した科目を重点的に見てしっかり知識が身についているか確認しましょう。

模擬試験で間違った問題の解説を読んで、教科書で関連する箇所を調べながらノートにまとめます。

そして、次に同じような問題が出てときに解けるようにしておきます。

4.他の科目に手をつける

他の科目の勉強方法もやり方は同じで、参考書を解いては、わからなかった問題の解説を読んでノートにまとめる。

ある程度まとめたら記憶する作業に移る。

他の科目に手を付けつつ、ときどき前に勉強した科目の復習もすると記憶がより強固になります。

さまざまな科目の知識が身についてくると点と点が繋がって理解が深まっていくと思います。


まとめ

この勉強方法でぼくは国家試験で、143点で合格することができました。
この記事を読んで「参考になった」「成績が上がった」という人が1人でも増えてくれたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。














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