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【部活でダメキャラだった私が、部活で成功できた話】Weekly Note #05

初めての部活は小学4年生。

バスケットボール部に入った。理由は「なんかかっこいいから」。
当時の私は舐め腐っていた。気分で行くか行かないか決めるし、努力なんて言葉でしか知らなかった。
そんな気持ちで入部したので、そりゃあボロクソに打ちのめされた。
一年でやめた。

2回目の部活は小学5年生。

器楽部に入った。理由は「なんかできる人になれそうだから」。
運動部じゃないし、怒られないだろう。と、相変わらず気分で行くか行かないか決めていた。そりゃあボロクソに怒られた。
トランペットだったけど、気づいたら余ってた鉄筋になってた。
なんだか悔しくて、家で猛特訓した。初めて、卒業するまでやりきることができた。

3回目の部活は、中学1年生。

バレー部に入った。理由は「経験があったから」。
それはそれは鬼みたいな先生で、毎日怒られた。
泣きながら試合に出たことも何度かあった。
でも負けたくなかったから、一度も休まなかった。
選手としては上手とは言えなかったけど、3回ほど地区で優勝しチームに貢献できた。
部活で初めて、引退の時に泣いた。

4回目の部活は、高校1年生。

バレー部に入った。正直、中学で燃え尽きてもういいかなと思っていた。
それでも入部した理由は「やっぱりバレーが好きだったから」。
人数もギリギリで、決して強いチームではなかった。
でも、個人で「技術面で、強いチームの選手に負けないくらい技術を磨いて、チームをフォローしたい」と目標を掲げていた。
テスト期間中の休みは、体がなまらないように実家の壁で壁打ちした。
練習は一度も休まなかった。
優勝できるようなチームにはなれなかったけど、初めて地区の選抜選手に選ばれ、選抜チームの選手として大会に出ることができた。
努力は報われるんだと、初めての大きな舞台で感じることができた。

部活、やっててよかった。

部活を通して得た経験は、とても大きかった。
目標が達成できたり、何かで成功ができたという経験は、大人になった今でも自信になっている。一緒に戦い、支えてくれた仲間と叱ってくれた先生、そして何をするにも反対しないで応援してくれた両親がいたことは、私にとって大きな財産だと思う。

部活は私にとってかけがえのない、努力の先にある宝物のような経験だ。

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