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言葉遊び 【エッセイ】

ミスチル桜井和寿氏の歌詞は、韻を踏む、言葉遊びが多いことで有名です。
たくさんありますが、ふたつ例に挙げます。

「my life」
62円の値打ちしかないの?
僕のラブレター読んだのなら
返事ぐらいくれてもいいのに
なにげなく歩道歩けば
壁の破れた映画のポスター

ついにフラれた


わかるでしょうか?
ラブレター→破れた→フラれた
と続いています。(フラれたは2回あります)

振られた話ですが、冒頭の「ラブレター」が韻言葉で、キーワードとなり、
リズミカルで心地よい響きとなっています。

初期の名作「over」
何も語らない
君のを探しても言葉が足りない
そうぼやいていた君をふっと思い出す

僕はこの歌が大好きで、言葉を暗記しているくらいですが、
ネットで、この冒頭の歌詞の言葉遊びを知ったとき驚愕としました。

瞳→eye→愛(あい)
足りない→足→foot(ふっと)

これに気付いた人は偉いが、作った桜井氏はもっと凄い。
(偉い、凄いは、子韻といって、4種類ある「韻を踏む」の中で語尾で韻を踏むものです)

ラップやヒップホップは、よく韻を踏みますが母韻が多い。
(母韻は、日本語で「あいうえお」の発音になる母音で韻を踏むこと)
母音の韻て、こんなの自分で作れるのかな。作る方法は?
ネットで複数ありました。
言葉を入れるだけで、自分で考えなくても韻を踏む言葉が自動で出てくるサイトが!
「韻ノート」で、「あわよくば」と入れてみた。ふむふむ。
そして、それらで文章の一部を作ってみた。

あわよくば、ただの豚も、たらこスパに負けないくらい

わけのわからない文章ですが、音の響きだけは良く不思議なものです。
わけのわからない歌詞といえば、井上陽水氏です。
陽水氏は、言葉の響きを非常に重視していると、昔、ラジオで聴いたことがあります。
なるほど、そういうことだったんですね。
素人でも、歌詞だけでなく、小説や詩を書くことの参考になるのではないでしょうか。

韻ノート」で、言葉を入れてみると、おもしろい言葉が出てくるときがあります。
「夜霧の渡し」は、爆笑間違いなし。
プログラムで散々組み合わせて、これ、ですか? となります。


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