ゆきやなぎ

バツイチのアラフィフです。 長かった結婚生活のこと…。 なかなか上手くいかない人生だけ…

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バツイチのアラフィフです。 長かった結婚生活のこと…。 なかなか上手くいかない人生だけど、ぶつぶつ独り言。

最近の記事

殺すか殺されるか

 結婚生活何年か過ぎた頃からか、妄想するようになる。  夫を殺して家の隣にあるゴミ収集場にバラバラにして捨てるという妄想である。  ちょうど、TVで『OUT』というドラマを放送しており、色々な家庭事情を持つパート仲間の主婦達が死体を風呂場でバラバラにして捨てるという非常にショッキングな内容で、私はそれを食い入るように観ていた。  ちょうど、家の隣にごみ収集場があり、収集車が来る時間も把握していたし、窓から様子も見て取れた。  夫との生活と今で言う【ワンオペ育児】に疲れていたの

    • パリでPCR検査受けた話 その三。

       乗車チケットは一律なので、〇〇駅から△〇駅までいくらという買い方ではない。だから改札を出るのに切符が要らないという日本ではあり得ない地下鉄。そりゃ入り口で何とか入れりゃ出るのは楽だ。他人の後ろにピッタリ付いて、改札入るキセルも多いという。  入ったら切符は邪魔になるけど、時々改札口でキセルチェックがあるので捨ててはいけないと言われた。  いよいよ地下から階段を登り地上へ出た。  どこだ。ここは。観光中心地から外れれはいるものの、やっぱりお洒落外れなパリの街だ。…で…どこだ…

      • パリでPCR検査受けた話 そのニ。

         娘の心配そうな顔をチラ見しながら、日本人のガイドさんと私、2人でさっそく地下鉄に乗ることになった。ホテル近くのliège駅から乗車。日本では見たことない券売機が鎮座している。しかも通勤ラッシュの時間帯で、気持ちが焦る。 ローラーをくるくる回し【English】に合わせてから乗車券をガイドさんの指示に従って買うのだが、クレジットカードを刺して、暗証番号を押し、何だかよく分からないまま[ピピッ]と音が鳴る。 「はい!カード引き抜いて!ぐずぐずしていると中に吸い込まれることがあり

        • パリでPCR検査を受けた話 その一。

           娘夫婦のヨーロッパ新婚旅行にのこのこ付いて行った私。新型コロナのワクチン三回受けていれば接種から月日が経っても、ワクチン証明あれば帰国可能なのに、ワクチン三回打ってなければ帰国から72時間以内のPCR検査で陰性証明を貰わなければ帰国できない。おかしな話だ。ちなみに娘夫婦はワクチン三回接種済みでワタシは体質の問題でワクチン接種していない。 ということは・・・。  パリで日本の厚生労働省認定の用紙に陰性証明を書いてくれるラボを見つけ、PCR検査を受けなくてはならない。  ハード

        殺すか殺されるか

          クリームパンのおもひで。

           結婚生活18年目くらいだろうか。熱を出したことがある。 インフルエンザが猛威を振るう一月。熱は37度2分程度。微熱である。  すぐに病院へ行き、インフルエンザの検査をしたところ陰性。(早すぎると陽性でも出にくい)  医者が 『どうします?念のため、抗インフルエンザ薬処方しましょうか?』  と親切に訊いてきたが、なんのなんの微熱だし元気だし…と断って帰宅してしまった。  その後…寒気と共に熱はぐんぐん上がり、39度まであがってしまう。 【あ!しまった!これはインフルエンザ

          クリームパンのおもひで。

          パジャマは前開きで。

           第一子を出産して1週間入院した時、毎日のようにやって来た元夫ケンタ(仮名)に、パジャマ替えが汚れてないので着替えをお願いした。  出産後はおっぱい出るし、悪露もあるし、汚れちゃうのだ。  次の日、ケンタは妊娠初期に着ていたオーバーオール…今でいうサロペット…を「はい」と出してきたのだ。  ツッコミどころ満載である。 1・入院中の人間に普段着を持ってきた。 2.・私はもう妊婦ではない(出産済み) 3.・オーバーオールだけでなく下に着るシャツがなければ、裸にオーバーオール…

          パジャマは前開きで。

          鳥籠の中の鳥はよく泣く。

           結婚してすぐに住み慣れた関東を離れ、地方の元夫ケンタ(仮名)の実家のある県に移り住むことになった。彼が長男であったからという理由だった。  同居ではなかったものの、スープが冷めないどころか、煮え立ったままの距離だった。  実家に帰って来たからか、なんだかケンタは非常に態度が大きくなった。  後から知った話だと、ターゲットが逃げられない状態にしてから、モラハラをエスカレートするらしい。そんなん知らんし。当時。義務教育で教えといてくれ。  右も左も、親族友人いない灰色の空が毎

          鳥籠の中の鳥はよく泣く。

          最高に愛されている!という幻想に浮かれ、うっかり結婚してしまった。

           元夫と付き合って???って思った事はいくつかあった。  だけど、それは好きの表現、愛されているからだと勘違いしていたし、度が過ぎるほど優しくされていたのだ。ら  初めて付き合った男からは二股かけられていて、しかも気付いたらもう一人の女性と結婚していた。  自分がうっかり不倫相手という立場になっていたのだ。遊ばれていたのだ。  あんなに好きだった男をスパッと嫌になる理由はそれだけで十分だった。  その後の元夫ケンタ(仮名)登場である。 ケンタは私の事を愛してる愛してるとう

          最高に愛されている!という幻想に浮かれ、うっかり結婚してしまった。

          お離婚は計画的に。

           蓋をしていた母との関係と歪んだ実家を直視するようになったのは、モラハラ加害者と被害者はどのように爆誕するのか、あれこれ書物を読んで考えるようになったからだと思う。  家を出て、アパートを借りようとしたがDVから逃げてきた母子、しかも無職にはハードルは高く、当時相談で訪れた県立の女性支援センターの職員さんからこう言われた。 「実家のおうちを頼りなさい」  泣きながら相談していたが、涙が引っ込んだ。 「え…?でも母からは理解を得られていないですし…」 「理解なんかいらないよ。

          お離婚は計画的に。

          母親の作ったご飯を食べるのをやめるくらいしか反抗できなかった。

           母親との関係が悪いとは少しも思ってなかった17歳。  バブル期ドン!  我が家はそこそこお金があり、母は私を連れ出して大塚家具行ったり、銀座アスターで中華料理のコースのおランチするような休日過ごしてました。  友達親子だと勘違いしてました。  同世代の娘らとの付き合いはほぼ無かったです。ファストフードや若者が買い物に行くのようなミーハーな所は【悪】という教えの元で育ったからです。  お小遣いも貰えず『欲しい物があったら言いなさい。買ってあげるから』というスタンスでしたが、

          母親の作ったご飯を食べるのをやめるくらいしか反抗できなかった。

          母という毒を飲み、それでもどっこい生きている。

           最近は母親とは距離を取ることにしている。  だが今年に入って実家に呼び出されて、母から同居しようと持ちかけられた後、車に乗ってすぐそこの自宅アパートに帰れなくなってしまった。  何度もアパートの駐車場を通り過ぎてしまったのだ。頭の中がパニックだった。  私がモラハラ被害者になりやすいのは小さな頃からの積み重ねだろうと思う。  モラハラ被害者への道である。  小学校六年生の時、小学生3年生の可愛らしい従姉妹とその叔母と実母の4人で買い物に行くことがあった。  母親同士は

          母という毒を飲み、それでもどっこい生きている。

          いつだって恋は突然始まる。

           何故、そんなモラハラ星人と結婚したのか?というのはよく受ける質問です。  一応、恋愛結婚ですが、何か?  私は当時、バブル弾けて就職活動に失敗し、学生の頃からアルバイトしていた会社に拾ってもらって働いてました。  そんな時、専門学校時代の先生を囲んで飲み会しましょう!というお誘いが幹事の子からあり、一緒に名簿作ったりとかしました。  スマホどころか携帯電話もなかった時代です。ド昭和と思いきや、平成初期です。  で、たまたま私の前に座ったのが、元夫…仮にケンタとしましょう

          いつだって恋は突然始まる。

          聞き飽きたよ。モラハラ。

          【モラハラ】なんて聞き飽きよってね。  私もです。  もう離婚してまあまあ時間経つし、もういいじゃんって思うけど、人生において、あんなサイコでカオスな経験はなかなかないので、書いておこうかなと思った次第です。  私が結婚したのは平成6年でした。その当時、モラハラなんて言葉は存在してなくて、DVなら耳馴染みがあって、そんな男には引っかかるわけねーじゃんと思ってました。  かわいいな。23歳。  モラハラはDVです。(ハイ!お馴染み)  まあ、よく聞く話ですけど、モラハラ

          聞き飽きたよ。モラハラ。

          はじめまして。

           最近、気分が落ち込むことが多いゆきやなぎです。  六年前に離婚しました。子どもは3人いましたが長男はすでに社会人でしたので、未成年の子ども2人引き取りまして、1人はもう社会人になりました。  あと1人!あと1人!  離婚したのは夫のモラハラ!もうその事だけが原因ダ‼︎と怒りと悲しみで裁判所通っていたのですが、離婚してみたら色々見えてきたモノがあったりして、人間関係の難しさから、人との関わり合いに臆病になっています。  自立て何だろう。  パートナーって何だろう。  家族

          はじめまして。