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中学受験回想録31

どんな事を話してる?週末一緒に楽しんでる?

日常的に家族で過ごす時にどんな事を工夫していたか振り返りました。

我が家は夫の仕事に関係した外出や家族でのお付き合いが週末にあり、息子は大人の予定に合わせて休日を過ごしました。息子が好きな博物館や私の趣味で美術館、映画にもよく出かけました。
電車の経路を調べて夫と相談し、付き添い的な外出も鉄分補給にしていました。

国内外への旅行時もそれぞれが旅程表を作り、相談しながら日程を組みました。ガイドブックとネットを駆使して鉄道と遺跡や文化財を見る順番や選定に時間をかけて話し合いました。

外出や旅行は子供向けの施設でなくても、旅程やホテル、食事のお店を話し合う事で「自分で選んだ場所に出かける」場面を作り、外出先で行動や時間の見通しが持てるよう工夫していました。

宿泊や旅行は「親の言う通りに動く」ではなく「いかに自分ごとにするか」を考え企画会議をして息子の意見を取り入れ、無理な時には交渉しています。

息子は幼い時に車で外出し飽きた時に「新幹線に乗りたかった」とグズり運転していた夫に降ろされそうになるエピソードもあります。車での外出はほぼ私としりとりやクイズ、昼寝で時間を潰していました。高学年になるとラジオを楽しむようになり車の外出も楽しめるようになりましたが、その前は電車で動く方が気持ち楽でした。またどうしても乗りたい電車は息子と私だけ一定区間乗り夫と合流する事も多々ありました。


情報を整理して選択し、家族に相談する事は意見の発表や説明の練習になります。
情報収集→行きたい場所・乗りたい物選定→家族会議で全体プラン作成→ネットでの予約→修正→準備→出発=旅行実施→実際の微調整→帰宅

キャンプやロッジに宿泊する旅もしましたが、どんな時も予定の相談と準備は一緒にしています。

親のお膳立てが無くても一人で考え行動できる様準備してきていたと振り返って気づきました。
また旅などハレの場面限定ですが、家族をチームとして考えるよう設定できていたと思います。

夫も息子の意見を聞き取り入れて尊重してきたから家族会議は続けられてきました。

向き合いお互いを尊重する事を家族で経験できれば、それぞれの力になると思います。余暇も家族で向き合う機会として大切にお過ごし下さい。

atsuko ishi:2021年受験生の母
息子くん:Sに通塾
私立偏差値60台男子校(自然豊か自由系)に進学
共働きでの中学受験


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