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八景フィルハーモニー管弦楽団 第50回記念定期演奏会

嫁さんのお友達がチケットを2枚送ってくれたので、聴きに行ってきました。50回目の定期演奏会、おめでとうございます。継続は力なり!

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日時:2022年6月26日(日) 14時開演
会場:関内ホール
指揮:磯部省吾
ヴァイオリン独奏:遠藤香奈子
曲目:
 リスト:交響詩「レ・プレリュード」
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調
 チャイコフスキー:組曲第3番 ト長調

リスト:
冒頭から良く言えば“慎重”、言葉を選ばずにいうと“おっかなびっくり”な印象。アマチュアオーケストラの前プロあるあるか?と思っていたら、徐々に前のめりになってきて、「むむむ、もう少しタメがあっても良いのでは?」なんて感じることも。

全般的には悪くないけど、好みの演奏ではなかったかな(個人の感想です)。

ブルッフ:
大学1年生だった時、オーケストラに入って最初の演奏会で取り上げた思い出の曲(自分は降り番でしたが)。メンデルスゾーンでもなく、ブラームス、ベートーヴェンでもなく、ヴァイオリン協奏曲の中ではブルッフが一番好き。好き。好きだーっ!

遠藤さんの演奏は初めてだったけど、期待通り、魂の込められた素晴らしい演奏だった。時々、オーケストラ全体やコンサートマスターに“目くばせ”する姿が非常にCuteで、あっという間にファンになっちまった。オーケストラも前プロと較べて格段に気合い乗りが良く、Tuttiは弦も管も良く鳴っていてGood!

惜しむらくは、文化にあまり予算を割かない横浜市を象徴する多目的ホールが会場だったこと。クラシックに特化したコンサートホールで聴きたかったなあ。

チャイコフスキー:
30年以上前に4つの組曲が入ったCDをたまたま見付けて買ったものの、数回聴いただけでタンスの肥やし……。断捨離の対象でそのまま処分してしまった。故に、曲の記憶は1ミリもなく、新鮮な気持ちで演奏に臨んだ。

とても良い曲。とても良い曲なんだけど……何だろう、単調、なのかな、3曲目以降で気を失いかけた(笑)。チャイコフスキーのドラマチックさを勝手に求めていただけかもしれないけれど、4曲目の終盤でやっとという感じだった。人気が出なかった、というのはそういうことなのかもしれないね。

オーケストラの演奏自体は素晴らしく、ソリストの遠藤さんがゲストコンサートマスターを務めたこともあり、「をををっ!音色が全然違うぜっ!」と勝手に盛り上がっていたワタシ……

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