長女の苦しさから解放された日
今年は家族と向き合う一年となりました。
私は長女です。
母も長女です。
母は71歳なのに、いまだに良い姉でいようとしています。
だから良い姉として振る舞えないと、
落ち込みます。
自分を責めます。
私は自分を見ているようです。
だから、母のことが嫌いでした。
未来の自分を見せつけられているようで。
母は、認知症の祖母の介護について叔母と話し合うときも、気を遣いすぎて、思うように、素直に自分の気持ちを伝えられません。
そんな母を見て私は苛立ち、
私は叔母に母のことを打ち明けました。
叔母は、「私も良い妹ではないのにね。
だから良い姉になることなんてないのにね。
もっと自由に、もっと幸せに、もっと自分を好きになってほしいよ。」って言いました。
私自身にも言われているように感じました。
叔母の願いを、私は母に届けました。
母は大泣きしました。
長女という縛りから解放され、もうすぐ72歳になる母。
認知症の祖母のおかげで、私たちはいろんなことに悩み、向き合っています。
みんな根底で祖母を愛する気持ちに繋がっている。
愛しい祖母。
認知症はますます進行し、きれいごとな話ばかりではないけれど、
祖母のおかげで私は母と向き合うことができました。
いい子でいなければならない、でも内心恨みつらみでいっぱいの長女でいることをやめて、
素直に気持ちを伝えられるようになりました。
悪態ついてます。
そして、
母と2人でパフェを食べました。
そんな変化の2020年でした。
ばあば、ありがとう💕大好き❣️
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