見出し画像

URLパラメータで変なことになった話

ウェブサイトを見てもらうためにリスティング広告を出したり、QRコードをつけたチラシを配ったりしますよね。そういう時にパラメータをつけたURLにすることで、どこから流入したのかアナリティクスで確認できます。と、ウェブ業界ではよく使われるパラメータで落とし穴にはまったことがあるので備忘録としてまとめました。

ある日、お客さまから「キーワード検索でページを開いたらURLが変なんだけど」と言われて見てみると、自然検索なのにパラメータURLが表示されています。

https://www.sample.co.jp/netcp/?utm_source=google&utm_medium=display&utm_campaign=netcp

?以降がパラメータ。なんで表示されるんだ…と。

画像1

サイトトップに設置したバナーにURLパラメータを設置したことが原因

パラメータとは「外部からの流入」をはかるためのもの。それをサイト内に設置したために、パラメータの付いたURLがGoogleにインデックスされてしまったようです。

この事象が起こったのは、とあるキャンペーンのLP。期間限定!目立たせたい!と言うことで、サイトトップにデカデカとバナーを設置。そのバナーがどれだけクリックされたかを測りたいとパラメータをつけたことが原因でした。

内部からの流入はアナリティクスの「イベント」を使う

サイト内の動向を知りたい。そんな時はURLに小細工せずに【イベントトラッキング】などを使うのが正解。

> イベントトラッキングの設定はこちら

正しいURLが表示されるよう対処

サイトバナーに入れたパラメーターURLを削除し、急いでサーチコンソールにサイトマップを登録しておきました。翌日にはURLから「?」以降の長々とした記載(パラメータ)が取れていることを確認。ひと安心です。

URLパラメータは種類により使用目的が違いますし、URLパラメータを使用したことで重複コンテンツが発生してGoogleからペナルティを喰らうことも。奥が深いパラメーターについて、今後記事にできたらと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?