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ダン フォックス (ミュージシャン・コメディアン)


自己紹介をお願いします。

僕の名前はダン・フォックス。主にコメディと音楽を作っています。
NY州のウエストチェスターで育って、大学を卒業した後、NY市に2009年に来て、ブルックリンには2010年から住んでいます。

パンデミック中は何をしていましたか?

去年の3月から失業して、失業手当をもらっている。ありがたいギフトです、本当に。コメディを書いて、音楽を作って、たくさんの作業をしている。そういえば、これ、電話、ライトフォーンと言うんだけど、これを広めることに取り組んでいる。僕の友達が作ったんだけど、ソーシャルメディアも、Eーメールも、インターネットもない。僕らみんなは、インターネット中毒で、今までで一番オンライン上にいる。僕の使命は、みんなをインターネットから遠ざけて、本当の世界を楽しんでもらう事。これは大事。後は、曲を書いたり、テレビを見たりとかかな。

音楽はどのように始めましたか?

子供の頃にチェロを始め、それが最初の楽器で、そしてトランペットに代えた。音が大きいから。トランペットを吹いている時、歯の矯正をしていたのだけど、強く吹かなくてはならなかったので、吹くたびに血が出ていた。まーこれもパンクロックでしょう(笑)。そして、白人の男の子がみんなやるように、アコースティックギターを始めた。デイブ・マシュー・バンド、ディスバッチ、サブライムとかね。まあ、女の子にモテようと思った。ジャムを始め、音楽を感じるようになり、あるレベルに達したら、即興を始めるようになった。

コメディと音楽を合わせるようになったのは?

最初は、コメディを始めた。コメディグループがいて、ただ遊んでいるだけだったけど、その中の一人が、「僕トランペットで育ったんだよね」と言ったら、他の一人も、「あ、僕もトランペットで育った」、となり、おいおい、ちょっと待った、僕もそうだよ、となって、トランペット・ボーイズが生まれた。トリオで、トランペットを吹き、コメディを書き、コメディフェスティヴァルにでたり、ツアーをしたり、8ヶ月ぐらい活動したかな。その時が、最初のコメディ音楽を感じた時かな。良いレッスンになった。良いコメディをしたいなら、音楽も上手く弾けないといけない。でないと、ジョークもきちんと落ちない。ほとんどの人が音楽を弾けないというし、音楽は魔法の仕掛けだとも言うけど、そんなことはない、ただ練習だよ。コメディと音楽は2015年に始め、ショーが終わって、自分の曲を書き始めた。それがヴェアリアス・アーティストというバンドで、一つ一つの曲が別のバンドで、違うパーソナリティを持っている。だから、アルバムは、ミックステープみたいな感じ。パンクバンド、カントリーバンド、ブルースバンドとか。ティマ・インパラ、みたいなバンドは、フラットホワイト、と言って、オーストラリアのコーヒー飲料だね。僕オーストラリア人が好きなんだ。まあ、それをからかってるんだけど(笑)。このパンデミックの間は、僕は最高だ、もう習うことはない、という姿勢から、謙虚になって、音楽理論やギターを勉強したり、ピアノを弾いたり、学ぶことにシフト変更した。前は、習うことに時間を費やさなかったけど、とても満足した。簡単な考えだけど、みんなにお勧めするよ。

ディヴィッド・レターマンのショーに出演しているクリップを見ました。 これに出演できることになったきっかけは?

見てくれてありがとう。これは2013年かな。僕の友達が当時、デヴィッド・レターマンショーで働いていた。で、その友達と、オンラインで喋っていた、アメリカ・オンラインじゃないけど(ダンのジャケットを指して)、Gチャット。友達が、「ダン、君がランニングマシンでゴールデンフィッシュクラッカーを食べているところを撮影して、送ってくれないか、今日の終わりまでに。」といってきたんだ。もちろんイエス。そしたら4ヶ月後、彼が「まだスーパーヒューマントリックに興味ある?」と、連絡してきた。そして、僕が呼ばれた。呼ばれたと言っても、オーディションがあった。6人から3人に減り。レターマンは、明らかに、僕のことをからかってけど、好きだったと思うよ。友達は、君のことを好きじゃなかったら、時間をかけてからかったりはしないって。優しいよね。これが、人が、自分のことについて語ることのナンバーワン、8年前だね。何かこれを超えることをしないとね。高いバーだけど、いつか、すぐ。

これからの活動予定について教えてください。

昨日コマーシャルを取ったところだよ、仮想通貨交換所の(笑)。そのギャラで、車を買いたいね。夏には行けるだけ、ビーチに行きたいし、ハイキングにも行きたいし。他のプロジェクトは、最近、ウエディングビデオをからかう、TVショーと契約した。みんなウエディングビデオ作るのは、(SNSで)”LIKE ”(いいね!)をもらうため、、、(実際の)'LOVE'じゃなく、、、。
ソーシャルメディアは好きじゃないけど、マーケティングに必要な悪魔なんだよね。まあ、今の世の中だから。「ハイ、ソーシャルメディア、愛してるよ!」、、、でもやっぱり嫌い。。。(笑)

今日のインタービューの場所に’マクゴーリックパーク’を選んでくれましたが、この公園について教えてください。

僕はここから、数ブロック先に住んでいる。昨年の3月に、パンデミックが始まってから、木の色が変わったり、花が咲いたり、公園で、季節の移り変わりがわかるようになった。今朝は、僕のアパートの前で事故があった。彼らには悪いけど、ドラマを一通り見るのは面白かった。人が車から出てきて、警察に連絡して、怒った人がいて、うるさかった(笑)。僕の窓からは、ドラマが毎日見えるんだ。みんな、それぞれの映画の中に生きている。この公園では、僕は退屈なことが好きで、天気の良い時に横になって、本を読んだり、ハードコンブチャを飲んだり良い時を過ごしているよ。あ、ヨーコが知っている通り、僕はビールが飲めないんだ、ビールを飲むとお腹が痛くなる、グルテンがダメ。後、パンデミック中での良い思い出は、ヨーコとハードニップスとジャムしたこと。ウィスキーを持ってきて。ヨーコは、僕がビールが飲めないので、代わりにウィスキーを注いで、僕をアルコール漬けにしようとした(笑)。めっちゃ楽しかったんだけど、家に帰って、寝るまで、僕のパートナーと何を会話したか覚えてない。ありがとうヨーコ。そして次の日は二日酔い。

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4/13のハニーズチューズデーに出演してくれることになっていますが、どのようなパフォーマンスを企てていますか?

4/13のハニーズで、プレイするのはとても楽しみ。新旧オリジナルのコメディソングと、カバーを混ぜてプレイしようと思っている。人が一緒に歌ってくれたりするものいいし、良い笑いを見たいし、人々がニコニコしている所が見たい。良いバイブで、楽しみたい。

インタビュー , 翻訳: Yoko Sawai
2021年4月1日

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