入梅イワシ/Rainy season sardine@千葉県銚子市中央町-イワシ料理香海
2020年6月20日訪問
初めに、千葉県銚子の漁港はイワシの水揚げ日本一です。漁港に行き、漁船からイワシを陸に揚げてる場面に出会したら非常に面白いものが色々見れるはずです。特に漁港横の道路は「銀色」に輝いていて最初見た時はなんじゃこりゃ~!と思いました
↑「銀色の道路」とは何か以前詳しく書きましたのでご参照下さい(^_^)
さて、「だから入梅イワシってなんなのよ!」と思っている方もいると思いますので簡単に説明致しますm(_ _)m
先ずマイワシの旬は産卵を終え身が太りだす秋と、産卵を控えて爆食いし脂が一番乗る梅雨どきの2回あります。特に梅雨入りの時期(6月~7月)のマイワシは、一番上質の脂を身に纏い梅雨と重なる時期しか獲れない特別限定イワシって事で「入梅イワシ」と呼ばれてます。そして当然「千葉県プライドフィッシュ」に認定されています↓
そんなイワシを食べに千葉県銚子市へ行きました。
この日ネットでどの店が良いか色々調べ「イワシ料理 香海」さんへ。私が調べた時点で昼11時開店となってたので10分前に店に着いたら、奥で食事してたマスターが出て来てくれて「11:30開店です」と言われました。「しまった早く来すぎたか!」と一瞬思ったのですが、私の背後に次から次へと人が並びだし凄い事に(^^;)。どうやら人気店だったらしく、一番最初に店に入れたので、早く来過ぎてむしろ大正解でした。
おまちかね入梅イワシの刺身が来ました(^o^)
うお!綺麗~!
一体なんだこの脂は!
こちらの写真を見れば同じマイワシでも脂の付き方が全く違うのが良く分かります↓
食ってみましょう(^o^)
醤油に付けた瞬間「サー!」と広がる脂が凄い!皮ぎしの脂の厚さを見ると、まるで熟練のパテシエがクリームをナッペしたケーキの如し。
かと言ってマグロの大トロのようなしつこいクドさはありません。微かな甘味を感じ非常~に旨いです。一つ一つ味わいながら一気に食っちゃいました(#^.^#)
2品目は「入梅イワシのなめろう」です。さすがマスター、店が忙しいにも関わらず注文入ってからちゃんと包丁で粘り気が出るまで叩いてます。これも薬味の風味が利いてて非常に旨い(#^.^#)
そして最後は当然「入梅イワシの塩焼き」で締めます。皮の焼き目がパリパリで香ばしく実に旨い(#^.^#)
この時はこちらのお店で期待を全く裏切らない入梅イワシの料理を頂く事ができましたが、丁度時期を同じくして銚子は「磯ガキ」も旬です。6月の僅かなタイミングを見計らいここでしか味わえない海の幸を次回も必ず食べに行きます(#^.^#)
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