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私の好きなカバーソング(74)「L'Amour de Moy(私の愛)」ハンク・ジョーンズ&チャーリー・ヘイデン、ナナ・ムスクーリ、クレア・ウィルキンソン

前回からのチャーリー・ヘイデンつながりです。ともにジャズの重鎮であるピアニスト、ハンク・ジョーンズ(1918-2010)とベースのチャーリー・ヘイデン(1937-2014)のデュオアルバム「Steal Away(邦題 スピリチュアル)」(1994)でこの曲を知りました。
このアルバムは讃美歌やゴスペル、伝統歌を集めていて、以前紹介した「Danny Boy」も収録してます。ハンクジョーンズ没後の2011年には2作目「Come Sunday」を発表、その中の「Goin' Home」を以前紹介しました。昔どこかで聴いたことがあるような懐かしさを覚える曲ばかりで、静かでゆったりしたピアノとベースの対話ですが地味にスイングしてます。心安らぐ2つの作品集です。
この曲も米国の古い歌だと思っていたら、14世紀のフランスの伝統歌ということでした。タイトルの読み方がわかりませんが。

ナナ・ムスクーリさん(1936-)はギリシャ人歌手です。1973年にフランスの古い歌を集めたアルバムを出しこの曲を取り上げてます。歌詞は、少女が夢想する愛の情景で、自分の愛は生垣で囲まれていてその中の花壇の花々や小鳥、休んでいる彼といった情景が綴られているようです。

クレア・ウィルキンソンさんは英国のクラシック・メゾソプラノ歌手です。
この曲はクラシック畑のカバーが多いです。


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