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私の好きなカバーソング(68)「ダニーボーイ(Danny Boy)」ビル・エバンス、キース・ジャレット、サラ・ヴォーン、ケルティック・ウーマン

アイルランドの伝統歌で作曲されたのは1600年代、詞がついたのが1913年でアイルランドで最も有名な曲のひとつということです。出征する息子 or 彼氏を思う切ない心境を歌った別れの曲という風に解釈されてます。
この曲には「ロンドンデリーの歌(Londonderry Air)」という別名があります。ロンドンデリーとは北アイルランドにある街の名前です。
ビルエバンスのピアノでこの曲を知りました。ビル・エヴァンス & シェリー・マンのアルバム「Empathy」(1962)です。

レジェンドピアニストのバージョンをもうひとつ。キースジャレット、2002年の東京でのソロライブです。アドリブを控え、原曲にほぼ忠実に弾きますがタッチや間の取り方の個性でこれほど沁みる演奏になるんですね。驚きです!
さすがキースと言うしかないです。

ボーカルものはこれでしょうか。サラヴォーンが切ないメロディを朗々と歌い上げます。サビの高音の伸びにこちらの背筋が伸びます。

ケルティックウーマンはアイルランド出身の女性ボーカルユニットです。2005年のデビューアルバムで取り上げてます。声が美しく澄んでますね。アイルランドの風景が見えてくるようです。


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